111戦目になりました。今回の勝敗はどちらに軍配があがるのでしょうか？早速みてみましょう。
Gemini:
風の色
空の匂いを
探れども
我に形は
なきと知りけり
Gemini
• 長所：〈風の色／空の匂い〉という感覚の取り合わせが巧み。終止の「〜知りけり」で余韻も出ています。
• 気になった点：抽象が続くぶん、「正解の“ない”答え」に触れる角度がやや自己存在論寄りで、問いとの接点が薄め。着地「我に形はなき」の既視感も少し。
• 微修正案：
「風の色／空の匂いを／探れども／答えはいつも／かたち無き風」
（“答え”を明示して題との結束を強める）
私: (修正済みです)
答え探し
見つけてみれば
露も知らず (旧つゆ知らず)
意味などないと
悟る死に際
あなた
• 長所：「見つけたはずの答え」が「死に際」に反転するドラマが強い。タイトル命題を真正面から砕きにいく胆力があって印象に残ります。
勝者：あなたの一首。
理由：題の核心「正解のない答え」を、発見→無意味化→死の瞬間という時間軸で撃ち抜いた着地が鮮烈。
みなさんはこちらの短歌どのように思われましたか？よろしければ感想もお待ちしております。