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「カクヨムで町おこし!」実在する町を舞台にした多ジャンルの作品群で、聖地巡礼化を目指したい

最近、ずっと考えていることがあります。

いま日本では人口減少が進み、特に観光資源が少ない地域ほど、先に維持が難しくなる可能性があると言われています。
けれど、もしその地域に「物語」があったらどうだろう、と考えました。

物語が舞台になれば、そこは“ただの場所”ではなくなります。
読んだ人にとって「行ってみたい場所」になるかもしれない。
そうやって、訪れる理由が生まれたら——
関係人口や再訪、地域での消費につながる可能性もあるのではないか、と。

近年、Web小説からアニメ化される作品も増えています。
そして今、ヒットしている作品を見ていると、
『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のような、
“伝奇”や“異能バトル”といった系譜の物語が強い存在感を持っています。

現代と異界、日常と怪異が交差するジャンルは、
実在の土地や風景と結びついたとき、より強い熱を帯びるのではないか——
そう感じています。

これまでの流れは「アニメ化されてから聖地巡礼が起きる」ことが多かったと思います。
でも、もしWeb小説の段階から地域とゆるやかに接続できたらどうでしょうか。

将来的にコミカライズやアニメ化に至ったとき、
その導線がすでに地域へ向いている——
そんな可能性も、設計できるのではないかと考えています。

ただし、いきなり「聖地巡礼」を成果目標にするつもりはありません。
まずは第一段階として、

実在の町を舞台にした作品を“見つけやすくする”仕組み

そこから始められないかと考えています。

もしそうした作品群が可視化されれば、
その地域に住んでいる方や、関心のある読者が作品にたどり着きやすくなります。
結果として読者の回遊が増えたり、新しい読者層が入ってくる可能性もあるはずです。

Web小説は、挑戦できる創作者の母数がとても大きい世界です。
「参加する理由」があれば、地域を舞台にした作品が自然と増えていくかもしれません。
作品が蓄積されれば、その中から将来コミカライズやアニメ化に至る作品が生まれる余地も広がります。

そして、これは机上の空論ではなく、
そのプロトタイプとして、わたし自身も実在の土地を舞台にした伝奇小説『幽世のリリン』を書いています。

現代の町と異界が重なり合う物語として、
「舞台があるからこそ生まれる空気感」を意識しながら描いています。

物語が面白ければ、
舞台にしただけで人は惹きつけられる可能性がある。

最初から観光施策として作り込みすぎるよりも、
「物語として面白い」「行ってみたい」と読者が自発的に感じる熱量のほうが、
結果として強い力になるのではないかと思っています。

そしてもう一つ。

「自分の住む地域が小説になっている」という入口は、
普段Web小説に触れていない方々——
地域住民の方、自治体関係者、学生の方々など——
そうした層との新しい接点にもなり得るのではないか、と感じています。

もし創作が、過疎化という大きな社会課題に対する
ひとつの“導線”になり得るなら。

物語は、ただ消費されるだけではなく、
誰かの町の未来にもつながるかもしれない。

そんな可能性を、本気で考えながら書いています。

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