年末年始は、毎日更新を予定しています。
第一章・第二章は完結しており、今からでも追いつけます。
少しだけ、作品に込めている考えを書かせてください。
私にとって「恐怖」は、人間の中でも最も根源的な本能であり、
「生」に最も近い感情だと思っています。
人は恐怖に直面したとき、
社会的な仮面を外し、衝動や弱さ、欲望をさらけ出すことがあります。
私はその姿を、否定するのではなく、肯定したい。
だからこそ、「生」を象徴するもの――
たとえば性や衝動といったものも、避けずに描いています。
それらはすべて、生命の本質に迫るものだと考えているからです。
きれいに整った社会からは見えない闇を覗くことで、
かえって光や人間らしさが際立つ。
そんな人間讃歌として、この物語を書いています。
年末年始、もしお時間があれば、
静かな一気読みのお供にしていただけたら嬉しいです。
