『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
仕組まれた運命のボーイミーツガール――権謀のSFアクション・ファンタジー
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第一部が完結いたしました。
約50万字の長編です。
この作品には、本当にたくさんの応援、応援コメント、たくさんのレビューをいただきました。
感謝してもしきれません。
読んでくださった方々、コメント、レビューをくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
※カクヨムコン4にも参加しております。
未読の方は、御一読くだされば幸いです。
現在、第二部第一章を書き終え、第二章執筆中です。
(第二部公開時期は未定です)
少なくとも来年3月までは忙しくなります。
しばらく投稿せず、近況ノートもあまり書かないと思うので、気配がなくなると思いますが、通知は届きます。消息不明にはなりません。
拝読ペースは遅くなるかもしれません。すみません。
以下、本作誕生の経緯を語りつつの、自己紹介のようなものです。長いです。
正式なご挨拶は、ここまでですので、この先は興味のある方だけ、お読みください。
恥ずかしさに後悔して、あとで削除するかもしれません。
『デヴァイン・シンフォニア』は、2015年10月に、今はなき小説サイト『dNoVeLs』に初投稿いたしました。次いで、同年同月に『小説家になろう』での公開となりました。
そこから数えれば、3年数カ月の時を経て、第一部完結したことになります。
しかし、この作品の冒頭を初めて書いたのは、それよりも遥かに昔のことでした。
本作は、大昔にスニーカー大賞に投稿した作品の、スピンオフとして誕生いたしました。気に入っていた脇役を主役に据え、公募に出した直後に書き始めた物語でした。
(現在では、原型をとどめていません。かろうじて冒頭あたりに、昔のスニーカー文庫のような香りが漂っているような、……いないような?)
けれど日常に忙殺され、筆を折りました。
年齢が一桁のころから、「お話」を書いていた私が、本当にスッパリやめたときには、自分でも驚きました。
しかし、そういうものかな、とも思いました。子供時代の、夢、のようなものだと。
転機が来たのは、2010年ころ。ほんの少し、時間に余裕ができました。
途中になっていた、あの物語の続きを書きたい、と思いました。
やはり私は、創作活動に戻ってくるのだな、と思いました。
そして、このネット社会。「もしや?」と思って検索したら、「小説サイト」というものがあるではないですか!
今まで、誰かに小説を読んでもらおうと思ったら、身近な友達に押し付けるか、公募に出してプロになるしかないと思っていました。
それが、趣味の物書きが、作品を発表する場があるなんて!
私が公募に出したのは、自分の書いた物語を沢山の人に読んでもらいたかったからでした。
小説サイトなら、プロにならなくても、その夢が叶うのだと、心が踊りました。
しかし、ある程度の時間が取れると言っても、充分に取れるわけでもありません。
頭の中を「エタる」の文字がよぎります。
私が書きたいのは、大長編。
たくさんのキャラクターが、にぎやかに暴れまくる群像劇です。
頭の中を「エタる」の文字がよぎります。
結局、短編のみを投稿していました。
そして、いつの間にか、他人の作品の添削もどきをするようになっていました。自分で長編を書くことはできなくても、他の人のお手伝いならできる……と。
そんなある日。
添削相手の友人氏に、私が書きたかった物語のことを訊かれました。
そして、何故か、私が原案で友人氏が書く、ということになりました。
数日後、友人氏が書いた冒頭――。
『宇宙船から、救急信号が出される』
『何処かの王女様がパーティをしている』
『奴隷の子供が、成り上がりを決意する』
……これ、現在の『デヴァイン・シンフォニア』と同じものです。
あり得ない、あり得ないだろう! どうして、私の原案でこうなる!?
(友人氏は生粋の作り手であるため、オリジナル設定を入れまくったのでした。
私も添削時に自分の好みを押し付けるようなことがあったため、人のことは言えません)
そのとき、友人氏が言いました。
「代わりに書くのは無理だ。……もう一度、自分で書きなよ」
こうして、友人氏に後押しされ、『デヴァイン・シンフォニア』は、スタートしました。
2015年4月のことです。
それまで使っていたペンネームを変え、「NaN」としました。
「Not a Number(非数)」のことです。「0÷0の答え」などが該当し、「計算のゴミ」のようなものです。
ゼロからの再スタート、の意味で、「Zero」も考えましたが、それよりも、もっと私らしいもの――「数のうちに入らないもの」「数として扱われないもの」「それでも、そこに存在するもの」「それどころか、普通の数よりも、よほど厄介なくせ者」……そんな意味を込めてつけました。
カクヨム登録時には、NaNを名乗ろうと思っていたのですが、ユーザIDをNaNにしたら、それとは別にユーザネームをつけなくてはならなかったので、急遽、友人氏を含め、お世話になった方々の名前から、幾つか文字を使わせていただき、現在の名前を作りました。
エタらせないために、「一章分以上、書き溜めてから、毎週定期更新」というスタイルが、だんだん決まってきました。
だから、時々、数ヶ月のお休みを取ります。それでなんとか、ここまでやってこれました。
作者も作品も、小説サイト向きじゃないかな、思うことも多々ありました。
小説サイト向きにしようかと考えたこともありますが、私が書きたかった物語は『これ』なのです。変えてしまったら、意味がありません。
第一部完結を区切りに、小説サイトから撤退しようかな、と思うこともありました。筆を折るわけではなくて、投稿をやめようかな、と。
けれど、私は「NaN」なのです。「数のうちに入らないもの」「それでも、そこに存在するもの」。
だから、もう少しだけ、ネットの片隅にいようと思います。
自分の書いた物語を読んでもらいたい、という子供のころからの夢のために――。
小説サイトを利用し始めて、結構、長い時が過ぎました。
驚くほど、人が入れ替わりました。
私だって、どうしようもないリアルの都合で、一時期、気配を消したことがありました。そして、この先いつまで居られるか分かりません。
だからこそ、今、「あなた」と私がここに居ることを、大切にしたいと思います。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。