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「回想シーン」って、ネタバレしているときがあるよね……?

 回想シーン。
 当たり前ですが「過去」のことを語るシーンです。
 なので、読者は未来から来た「未来人」です。
 未来人は、なんでも知っているわけではありませんが、作中に書かれていたことは全部知っています。
 場合によっては、「回想シーン」で書かれている人物の「未来」のことも――。

「未来」=「この先の展開」を明かした上で、過去を語るのは、当然アリだと思います。

 けれど、ドキドキの盛り上がりまくるシーンは、回想にしないほうがよい気がします。
 どちらが勝ってもおかしくない戦闘シーン、うまくいくかどうか分からない告白シーン……。

 私は、安易に回想を使って、自分でネタバレしていたことに気づいた愚か者です。
 推敲時に前後を入れ替えて、時系列通りに戻しました。
 面倒だったけど、これは絶対、直して正解のはず……。


 新展開に入ります。

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

  第七章 星影の境界線で

  2.眠らない夜の絡繰り人形ー1

 を、明日、土曜日、朝7時ごろ更新します。
 よろしくお願いします。

※第一部完結まで、毎週土曜日朝7時ごろ、定期更新です。
 近況ノートは、朝寝坊してもいいように(すみません)、前日に上げておきます。

※ちょこっと宣伝。
『ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト』にエントリしました。


 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます。
 本編のあとにお読みください)











 制作ノート
「君は嫌われ役どころか、相手にすらされていなかったのだよ」

 今回のエピソード、実は回想シーンとして、2つくらい先のエピソード内に入れる予定でした。
「ミンウェイが捕虜に自白させる場に、シュアンが同席している。その理由は、こういうことであった」という感じでした。

 ところが、書き始めてみると……。
 シュアン、イーレオに向かって銃を突きつけている……! 何この展開!?
 このやり取り、実は「ドキドキ」なんじゃ……?

 でも、回想なので「シュアンが自白の場に同席している」ことを読者は既に知っているわけです。
 つまり、「イーレオとやりあったけど、丸く収まったこと」を読者は知っているわけです。
 なんか、つまらなくない……?
 そんなわけで、回想にするのをやめました。

 そもそも、何故、先に「自白の場」を書こうかと思ったかと言えば……。

「シュアンが、読者に相手にされていなかったから」

 シュアンの視点で書き始めても、興味を持ってもらえないと思ったんですね。

 第四、五章で、ミンウェイにあれこれやった彼が「嫌われる」ことは想定していました。それでいいと思っていました。むしろ、そうなるべきと思いました。
 けれど、現実は違いました。

「ほとんど相手にされなかった」んです……!

「なんか、変なのいるねー」くらいで、ほぼスルーでした。「嫌われる」ことすらなかったという……。

 さて、今回のエピソード、いかがでしたでしょうか……?
 回想にするのを取りやめて、時系列にした効果、あったでしょうか……?
(個人的にはこの回、気に入っているんです……。←小さな声で、こそっと)

3件のコメント

  • 春さん
     コメントありがとうございます。

     シュアンは不人気と言うよりも、シュアンに対する反響が薄い、という感じでしょうか。どうも、他のキャラクターに食われちゃうみたいなんですよね。
     例えば銃を突きつけたとき、銃を突きつけたシュアンではなく、突きつけられた相手のほうが注目されてしまうのです。何故……!?(私の筆力がないから、なんですが……)
     来週以降のエピソードで、覆せるでしょうか?

     時系列の効果、ありましたか! 良かったです。
     イーレオとシュアンのやり取り、やはり、どうなるか分からないほうがいいですよね。直してよかった。ありがとうございます!
  • 月ノ瀬さま こんばんは!
    傘寿作に評価を下さって有難うございます。
    もう本当にイレギュラーな配役のお話で、しかも更新速度ものろのろなのに、お付き合い下さっておりますことに感謝しています!
    (実は地元コン用の作品を書いていてそっちが究極に煮詰まってるので筆が進まないとか言えない……💦)
  • 佐月さん
     わざわざ、ありがとうございます!

     今や超人気作となった『おばあちゃんは冒険者』。作品も最高に面白ければ、皆さんのレビューのレベルも半端なく面白い。その中でレビューを書くのは、もうビクビクでした。
     しかし! この作品の初コメは私です! これ、自慢です!
     
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