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【更新】第三章1-1 どんなシーンも見せ場にするぞ(←信条)

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 1.忍び寄る魔の手-1

 更新しました。
(目次が長くなって見にくくなったので、見出しの使い方を変えてみました)

 第三章、始まりました。
 手元ではずっと執筆していたのですが、投稿は随分久しぶりです。
 どきどきします。

 第二章の引きから、すぐに行動に移す……はずだったんですが……。
(以下、少しネタバレを含むため、スペースを空けます)










 実はこのシーン、初稿では冒頭でルイフォンが「出かけるぞ!」と言って、すぐに出発する感じでした。
 今回投稿分と次回投稿分を合わせて一話で、もっと早く話が展開していました。
 

 本作には、下書きを書いたらチェックを入れてくれる友人がおります(ありがたや、ありがたや)。
 で、その友人に初稿を見せたところ。

「つまらない。なんか、おかしい」

 ……どういうこと?

「異母弟の安否が分かったメイシアが、あっさりしすぎていて嘘っぽい。それに、ルイフォンが自分勝手っぽくて格好悪い」

 手厳しい……。

 ここを長引かせても仕方ないじゃん?
 ……でも、確かにメイシアからしてみれば、すんなり出かけるってのは不自然かぁ。

 そういうわけで、紆余曲折の末(?)、……どことなーく、甘い感じがする展開に……。

 何故こうなった!? 気づいたら、こうなっていた???
 書いているときは、自分で自分の手首を掴むとか、何もない空間を叩くとか、いろいろ必死に書いていましたが(はたから見ると変な人です)、改めて読み返すと赤面ものです。

 さて、読者にはどう映るのか、気になります。
(私だったら正視できずに読み飛ばすかも。恥ずかしすぎる)

 でも、たぶん、これでルイフォンの評価は上がったはずだ! あとで落としてやるけどね(なんて、思わせぶりに書いておこう)
 そんなわけで、第三章初めのシーンは、展開としては全然、進まないシーンなのでした。


 実は、件の友人とは、こんな取り決め(?)がありまして――。

・どんなシーンでも、キャラクターたちの見せ場にする!
・つまらないシーンなんて、ひとつも作らない!

 出発するために情報をやり取りするだけのシーンは面白くない。そこには、生きた「そのキャラクターらしさ」が必要というわけでした。

 たとえ同じシーンでも、書き方ひとつで印象はまったく変わってくる。
 だから、面白くなるまで何度でも書き直す。
 ――これが、私の信条です。(進まないけどねぇ……)

4件のコメント

  • いつもコメントをありがとうございます。
    月ノ瀬さんのノート読みました。ご友人との取り決めの2項は特に納得できるものでした。やはりアクションが入る物語はそういう積み重ねが大事ですよね。
    わたしの中でも同じような信条が一つありまして、それはキャラクターにはセリフで説明させず、行動で説明させる、というものです。もちろん完全に守るのは不可能ですが、なるべそうしたいと思っています。映画で言えば、キャラクターが向かい合ってセリフで状況を説明するシーンは退屈になりがちです。それよりは行動の末に状況が明らかになる、という方が躍動感があると思うんですよね。
    人のノートで長々とすみません。なんか月ノ瀬さんのノート見るとこういう話をしたくなってしまって。えへへ。
    そうそう、賢者の手はあと2話とエピローグで、全三話です。これで12星座がそろいます。今回はちょっとくらい話なので、なかなか反応が心配です。
    ということで今後ともよろしくお願いいたします!
    あ、毎週の更新、とにかく楽しみです!
  • 関川さん
     コメントありがとうございます。
    『賢者の手』エピローグで12章揃うのでしたか。失礼しました。すみません。

     そして、とても興味深いお話をありがとうございます。「長々とすみせん」なんてことはないです。逆にもっと聞いていいですか?
     台詞で説明しないで、行動で説明する、のところです。
    「キャラクターが向かい合って状況説明」は、いかにも「説明のためのシーン」で面白くないと、私も思います。
     でも私の場合、地の文が多いので、ややこしい説明まで地の文でやっていたら重苦しくなってしまうため、できれば会話の中に混ぜて説明していこうとしていました。
     あ、勿論、「いかにも」は駄目です。「解説キャラ」みたいなのも、駄目です。面白くないです。

     そんな私なので、関川さんの「行動で説明」の技を学ぼうと、『賢者の手』の最新話とその前、『若君は吸血鬼』のクライマックスのあたりをを読み返してみました。けれど、全てが自然で、「技」の箇所なんて分かりませんでした。(読みふけってしまいました。やはりクライマックスは盛り上がりますね)
     なので、今度「ここぞ!」という、大技を使ったときに、こっそり教えてください。(今までのを掘り返してお聞きするのも悪いので)
     他の人がどんな工夫をしているのか、どんなことを考えているのか、凄く気になります。

    『賢者の手』の最新話、暗い話もありますが、私はそれほど暗いは思いませんでした。マックの「未来なんて自分の意志でなんとでもなる、そう思ってさ」なんて、強くて格好良くて印象的です。暗い、ではな、明るい、です。
     エレインの過去、一茶が自分を占った結果の回想は「暗い」ほうではありますが、どちらも「過ぎたこと」で、「これから、どうする、どうなる」が気になる感じです。
     ヒュウガさんについては、これからの謎。一番気になるところです。双子の女の子と、一茶の占いの「子供が二人」。これは関係あると思っています。謎って、「暗い」ではなくて「ドキドキ」ですよね。

     全体的に『賢者の手』は、決して明るい話ではないんですよね。淡々としていて、いきなりストンと落とし穴に落とされる恐怖が常につきまとっているような、そんな感じがします。『若君は吸血鬼』と同じ作者が書かれているとは、にわかには信じがたいです。どちらも、それぞれの持ち味、面白さがあります。ただし、読者層は分かれるかもしれないとは思います。
    『若君は吸血鬼』は「角川つばさ文庫」のラインナップにあってもいいんじゃないかと密かに思っています。(HPによると「小学3年生~中学1年生を対象とした、まったく新しい児童文庫」だそうです。最近の子供の本は、昔、中高生が読んでいた本にルビを付けて子供用になっていたりします。中学生が主人公の本を小学生が「ちょっと大人ぶって(?)」楽しんで読んでいるみたいです)

     あ、あと、『賢者の手』の一茶について。「羊を数える」という癖があること、なんでも買っていい状況で「メダカを買ってきた」こと。これらエピソードがすごく「彼らしくて」印象的でした。これも巧さなのだと思いました。

     すみません。なんか、勝手にペラペラと書いてしまいました。
     こちらこそ、今後とも宜しくお願いします!
  •  こんばんは。
     お返事とかいろいろありがとうございます。私もそうなのですが、小説の創作にまつわる話、テクニックに関する話をするのはやはり面白いですね。月ノ瀬さんはご自分でずいぶん冷静に分析しており(ちょっと自己評価が低い気もしますが)、こちらの作品も深く読んでいただけている気がします。

     まずエピローグ含めて12章の件はこちらの単なる説明不足です。失礼なんてことはありません。私はたいていプロローグを書かず、でもエピローグだけは必ず書きます。ちなみにプロローグはあまりうまく書ける気がしなくて、かえって読者を混乱させる気がするからです。エピローグが必須なのは自分が好きだから。簡単な後日談はやっぱり読みたいですし。

     説明をキャラクターにしゃべらせない、は説明する状況を最初から書かないことにするということですかね。地の文も含めて。というのも私は一人称視点が多いので、必ず不自然になってしまうのが理由です。一人称の場合、状況を他人に聞き、説明され、それをおとなしく聞いて理解する、という流れが不自然に思えるのです。地の分でも同じことで、知りえない情報は一人称の場合は最初から除外されます。
     ということで三人称視点と一人称視点の差、だということでしょう。
     ですが、単純な話で言えば、誰かが説明をし、
    「うん」とか「わかった」という簡単な相槌は入れないようにしています。それこそ行動として首を振らせる、などにしています。
     それでも説明が必要な個所は出てきますし、若君で言えば、若君が吸血鬼になった過去のいきさつなど、そういうところはなるべく短く済ませるようにしています。
     あとは若君が師範に剣の道を説いているシーンなどは、ちょっとやりすぎアクションを交えて、説明するようにしたり。
     とにかく日常生活に置き換え、他人に説明をするシーンが不自然でないかを気にして書いてました。

     賢者の手でのメダカ、羊を数える、は実はタイトルを埋めるために付け足したディティールです。今回はとにかくタイトルに12星座を絡めるのが、自分できめた制約で、タイトルを暗示するものを本文に埋め込んだ結果です。感想を見て奏功していたようでむしろホッとしてるぐらいです。
     この制約はモノノ怪にも使っていて、ちょっと違った思考を求められるのでお勧めです。なんとなく統一感とかテーマ性も出ますし、制約を設けた小説を書いてみるのもたまにはいいと思います。

     さらにちなみに、賢者の手はなんとなく自己犠牲が一つのテーマになっています。だからなんとなく暗い影が付きまといます。一茶の場合は極端なのですが、誰にでも自己犠牲ってあると思うんです。たとえば家族のために仕事してるのだって一つの自己犠牲ですし。それでもどうしてそれをするのか、その目的はなんなのか、それに合う見返りはなんだろう?それを考えるきっかけになればな、なんて思って書いてます。

     ということで長々とすみません。
     こういう話、やっぱり楽しくて止まりませんね。
     願わくばこういう積み重ねがお互いに参考になって、よりよい物語、より楽しい物語、より読みやすい物語になれば、と思います。
     ほんと長文ですみません。
     今後とも仲良くしてくださいね。
  • こんばんは!
    とても雰囲気のいいレビューを書いていただきありがとうございます!
    あとノートのコメントもありがとうございます!星のことは気にしないでください。私もなんのことやらよくわからないことですし、もちろん月ノ瀬様のせいでもありません。私はまったく気にしてないので、そちらもまったく気にしなくて大丈夫です。
    賢者の手、楽しんでいただけているようでホッとしています。
    とはいえ、上記のように行動を!なんて言ってるわりに、今回のエピソードはセリフを通しての説明のオンパレードだったような…
    まぁ目標と現実はなかなか一致しませんね…
    ということでまた!
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