• 現代ファンタジー
  • SF

「契約について」

この世界では、
呪は死んでいない。
ただ役所に飼われているだけだ。

陰陽師は公務員で、
妖とは契約書を交わす。
判子と霊符が同じ机に並ぶ。
正気の沙汰じゃないが、そういう時代だ。

クンネは猫又らしい。
少なくとも本人はそう言っている。

主人公は若くて、腕も未熟で、
そのくせ妙なものばかり掴む。
大抵こういう奴から先に地獄を見る。


——ちなみに、
その「妙なもの」に拾われたのがワシじゃ。
契約書? あれはワシが読む側じゃ

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する