この一年は反省、特に人に対して嫌な事をしてしまって悔しい事だらけなのですが、今が一番、心から悔しい。
俺の人との距離の持ち方は、時にはいい方向に働く事もあるのですが、子どもの時から、苦手だと思われたり嫌われたりしやすい方で、
そんな事もあり不登校だったり、引きこもりだったり。
本当に、今年接した一人一人にどれだけ嫌な想いをさせてしまったか、最後は否定的な評価で締め括られるしか出来ない一年というのも悔しい。
関わった方、一人一人、意味合いが同じ方は一人も居ないという感情で、情熱を持ってその時自分が相手に伝えたい気持ちを必死に伝えてきた。
しかし尽きるところは、
「自分の事を知ってもらう必要は、殆どの場合、一切と言っていい程なかった。」という現実です。
更に言うと、作品だけで良かったんです。
作品になるまで練られていない気持ちを、自分の事として話してしまったり、作品もエッセイならまだいいけど、手紙のような形で出してしまったり。
そんな俺の、口を閉じられないほとんど幼児のような情けない面とは真逆にある作品が、今年頑張った「Cigarettes for a flower.」だと思う。
三十一文字に、出来るだけ凝縮をして、込められるだけ意味を込めた短歌に、解説を付ける。
一時期、カクヨム以外で載せている短歌に難解さの含みが失くなっていったのも自分で非常に悔しかったけど、やっと「TOPAZ.」で取り戻せました。
「Cigarettes for a flower.」の表現に更に自分の撮った写真を組み合わせた「嘆麗日々歌」は、カクヨムでは載せる事は出来ないけど、短歌研究の形として、間違いない形を目指してる途中にあると思う。
問題は意志薄弱というより、人間な弱さの方で、人に自分を見せようとしてしまうという所を、削って削って失くすのが難しい事。
今年は、女性という女性に負担というか迷惑をかけすぎてしまった。
どうしても、感性の合う女性で、本当に理解者になってくれる人というのを探すのに拘りすぎてしまった。
プライベートは男性、ネットでは女性と接してるみたいなバランスの悪い状態が続いてしまって……ジェンダーの問題まで拗らせて、男の子に女みたいに扱ってもらって、やっと慰められるところまで捻れてしまった。
でも、その中でも、
嫌だな、コイツ遠ざけたいな、と思いながらも関わってくれた方達には本当に心から感謝しています。
感謝だけでなく、直さないといけないのよく分かってるけど。
どうしても女性的な愛情や優しさというのが、心から心から欲しかった。
それはお母さん的なものではなく、……運命の人だとか、ロマンチックなものを感じたくて仕方がなかったし、女性と接する中で俺がそういうロマン、メルヘンが死ぬ程好きな人間だという事も分かった。
長くなりましたが、今年、俺と関わってくれた女性が「コイツ……。」と思いながら親身に接してくれた経験が、本当に本当にオアシスのように俺の乾いた砂漠の、しかも砂漠に大きな砂時計が落ちてはひっくり返り落ちてはひっくり返りしてる救いようのない心を癒してくれたんです。
実際は、その人達はみんな生身の人間でたまったものじゃなかったと思うけど、この一年で得たものは今後10年、20年の糧になると思って、俺にとっては死ぬ程嬉しかったんです。
来年は、文を磨いていくと同時に、もっともっと自分自身を見詰めてやって行きたい事が出来ていて。
もう迷惑をかけないぞ!と決意して、来年こそは自分と関わる人に今度こそ失礼のないように、出来損ないだけど、磨けば光るものはあるんだと思ってやっていきます!
一人反省会でした。長文すみません。