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お話に出てくる工部局について、市役所みたいなものなのに「工部」とはこれ如何に、と思われるかもしれません。
本文の中にも書きましたが、租界は増え続ける居留外国人のためのインフラ整備がまず急務であり、道路や水道をきちんとする租界初の公的共同専門機関として発足したのが始まりで、中国王朝風に「工部」(土木建設)「局」(部署)と呼んだ事が定着したとのことです。それがせっかくだからあれもしようこれもしなきゃと納税土地警察と業務拡大をしていって権力機関となって共同租界を総監督するまでになったというわけです。
局というのは元々、専門的な業務を担う部署のことを表していて,郵便局とか薬局とかに今も使われています。「薬屋のひとりごと」で猫猫が宮廷の「医局」に出入りしていますが、この局もそういう意味ですね。
しかし本来の意味を超えて単なる1部署ではなく租界のトップ機関となってしまった「工部局」、その成り上がり的な歴史も含め、まさに魔都にピッタリと思うのは私だけでしょうか。
上海共同租界工部局、響きからしてなんか強者感半端なくないですか?
お話は工部局も巻き込みつつ、続いていきます。
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