• SF

『北辰の国へ』について

『北辰の国へ』を書きながら、ずっと考えていたことがあります。

日本という国は、人間が作ったものだけなのだろうか。

山があり、海があり、火山があり、地震があり、四季がある。

その土地で何千年もの間、人々が暮らし、文化を作り、次の世代へ何かを残してきた。

もしかすると日本という国は、人間が作っただけではなく、日本列島そのものと人間が一緒になって作ってきたものなのではないか。

『北辰の国へ』は、巨大災害を描いた物語であると同時に、そんな「日本とは何なのか」を考える物語でもあります。

科学、自然、社会、文化。

これから作品の背景にあるものについても、少しずつ書いていこうと思います。

物語の外側にも、『北辰の国へ』の世界は続いています。

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