@Johsuke

【ファンタジア文庫様より８月２０日小説２巻発売予定】 　帝国の中心である天空宮殿。そこでは、賄賂、忖度などが横行し、腐った上級貴族が特権階級として君臨し続けていた。ある上級貴族…

【カクヨムコンテスト7でホラー部門大賞とComicWalker賞を受賞しました。書籍3巻、コミックス3巻発売中。 ※番外編が領怪神犯 拾異として2025年5月23日刊行されます…

賢い庶民は乱世の元凶、愚かな羊はただ導かれればそれでいいーー 　エリート主義を掲げる神殿が、学問を支配するこの世界。人々の知識や本に触れる権利は、“禁書法”によって制限されていた…

イリオス王国の小さな村ゲリンゼルに一人の少年がいた。 少年の名はクルス・リンザール。 貧農の次男坊に生まれ、継ぐものもなく、何もない自分がコンプレックスだった。 漠然とした何かに…

孤児院に拾われこっそりガキ大将となっていた主人公がサッカーをしているところを、こっそり見つめるヤバそうなやつ。ラノベ主人公的優越知能少年だろうが身分差の前には虫けら同然は理の当然…

　この世は平等ではない。 　グラスになみなみと満ちたぶどう酒を呷る者がいれば、幾度も足踏みされた泥水をすする者もいる。暖かな毛皮に身を包む者もおれば、薄っぺらな襤褸を纏う者もいる…

　一九九九年、七月。 　神奈川県の浦賀沖に、一匹の黒いドラゴンが漂着した瞬間から、世界は一変した。 　黒いドラゴンの背には、異世界より来たる数人のエルフが乗っていた。彼ら――あ…

　今ではない時代、ここではない日本で、社会の生産に何ら寄与しない異能力者たちは、考えている振り、悩んでいる振りしかしないがために、行き詰まる。行き止まり、雁字搦めで行き着く先は、…

ウル・ヤークス王国に仕える騎士、シアタカ。沙海へ進軍する中、爬虫類人『鱗の民』の軍勢と激突することとなる。 激闘の末、一人となったシアタカは、そこで奇妙な生物を連れた人々と出会っ…

冒険者エステバンは元日本人だ。 何やら手違いで剣と魔法の異世界に転生し、成り上がりを目指して努力を重ねたが……挫折。 向上心を忘れてダラダラと自堕落な冒険者を続けていた彼が、ひょ…