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いい加減な冒険譚 本日第32話が公開されます

↓一覧
https://kakuyomu.jp/works/16818023212468733280

↓第32話
https://kakuyomu.jp/works/16818023212468733280/episodes/16818023213882880407

※次話から、月〜金のレギュラー枠で公開がされます!(但し、「可愛いはせいぎ。」が月曜まで続くので、火曜からですがっ!)

↓第31話(改)
生活必需品から有ったら便利な物まで色々と買わされたんだが…今現在、手持ちの現金が無い(千円も無いので無いに等しい…と思う)ので、2人のお金を借りて買ったんだよ…男のメンツって何?…って感じでボコボコっすよ…orz そして俺の部屋は…「おお…俺の部屋じゃないみたいだ」「「いや、アナタの部屋だし?」」ハモって突っ込まれた…ていうか、10年来住んでいたボロアパートと比べると「スラムのボロ宿」と「高級宿」以上の差があるような…っていい過ぎか?(実際に買い込んだ家具や家電があちこちに設えられてるんで、それ以上の差があると個人的には思ってるが…)「取り敢えず、運び込んで貰って位置調整はしたけど…後は自分でやりなさい。いい?…ツトムの部屋なんだからねっ!?」…とフィン。心なしか頬が赤くなってるのは重い物を運んだから紅潮してるだけだよな?「右に同じく。独りで運べないと思ったら手伝うから。無理しないのよ?…その若さでぎっくり腰とか洒落にならないし」…とファラ。まぁ、流石に三十路前でぎっくり腰は洒落にならんよな…という訳で頷いておく。いいたいことをいった後、2人は「また後で」といい残して去って行った…「うん? 後でって何かあるのか?」…考えてみたが、特に何もいわれてないし、思い当たる事もない…「…まぁいいか。大事な事なら思い出すだろ…」…という訳で、これから此処に住むんだなぁ…と感慨深げに思いつつ、各部屋を回って家具の配置やら何やらを確認していった「…まぁ、こんなもんか」今、一番大事なのはゆっくり休めるベッドが適切な場所に設置してるかどうかくらいだったので…あ「汗掻いたし、シャワーでも浴びとくか…」と、買ったばかりの下着と着替え用のシャツとズボンを用意し、バスタオルと…「む? シャンプーもリンスもボディソープも無いな…仕方ない。確かコンビニがあったよな…2階だっけ?」このダンジョンが地下に現れたとして、「呪われたマンション」と名高い立地なのだが…ダンジョンの傍にコンビニを誘致できる筈も無く…仕方なく「1階よりはマシだろう」という訳で2階に「24時間営業なのに名前が午前7時から午後11時まで営業しますよ」と体現しているコンビニが営業している。ちなみに、仕入れとか掃除の関係でアルバイト店員は朝5時から夜12時まで勤務(2交代制)しているが、am7:00からpm11:00までしか営業してないっていうね…(営業時間、名前のまんまじゃねぇかっ!)

ぴろろん、ぴろろん♪ 「…らっしゃい」やる気の無さそうな兄ちゃんが応対する。お出迎えの電子音は昔からある軽やかな単純メロディだが…ロクにBGMも流れてない、空調だけがBGMの店内には思ったより大きく響いていた(笑)電子機器や電気機械が動かなくなって久しい(10年くらい)が、ダンジョンの傍では漏洩する魔素を常に電力に変換が可能な為、電気機械や電子機器に流す電気代はロハだ。変換効率が悪いだけで供給される魔素や魔力はほぼ無限だからなっ…問題は、動かなくなった電子機器や電気機械を修理して使えるのに莫大な費用が掛かるってことだが…何しろ、修理する機械も電気を使ってたらそれを直す為に…っていう、卵が先か鶏が先か?…って問題が。まぁ、大昔の電気を使わない修理用の機械を修理して使えるようにした偉大なる先陣が居たお陰で、何とかなってるんだが…細かいことは歴史書(つっても、此処10年程度の歴史だが)でも紐解いて欲しい…(苦笑) 変換器はどうやって作っただぁ?…まぁ…錬金術って技術があってだな…残念ながら俺はそれ程詳しくないんで、そちらも歴史書でも読んでくれ…ハァ「さて…シャンプーとリンスとボディソープと…」ちなみに石鹸が王道だろう!…って意見もあるが、俺としてはどちらでも構わない。でも…石鹸使うと肌がな…過敏症でもあるのか赤くなるし痒くなるんだよ…てな訳で、人肌に優しく調整されたボディソープを愛用してる訳だ。但し、こんなご時世で高いからシャワーを浴びることは控えている。普段は帰って来たらタオルに水で濡らして拭くだけだな…だが、そんなことをしてたらあの2人に嫌われそうだし、給料も基本給は保証されているだろうし、身だしなみはきちっとしないとな。うん…「お、あったあった。これと…これと…これ。ん〜…」髭剃りとシェービング用のジェルと…近所に理容店なんかは無いし、文房具のハサミでいいか…必要そうな物を色々と買い込み、主任から「当分必要そうなのはこれで買え」って渡されたプリペイドカードを使って支払う。このマンションのコンビニ専用の代物だそうで、チャージはできなく残高を使い切ったら主任に返却すればいいそうだ。

「毎度…」コンビニ店員から買った商品を入れたレジ袋とレシートを受け取る。「今日から上に越して来た「武佐威 務能(ぶさい つとむ)」っていいます。これからちょくちょく買い物に来ると思いますんで…宜しく」「あぁ…そうですか。宜しく」最初から終始一貫して暗い店員だなとは思ったが、こんな最前線みたいな職場だし仕方ないかな…と思い、会釈して店を出た。

ぴろろん、ぴろろん♪ 出入りする度に鳴る電子音が空しく鳴ってる気がしたが、俺は気にしないことにした。

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