私の作品の執筆の進め方…?更新頻度?は、作品が進むにつれて間隔が空きやすくなっているのですが、ちょっとした理由があるんです。
実は私の作品は、私の実体験や私の中にある少し変わっている価値観を主人公にほんの少し投影させているんです。
『灰色の青春に君が彩を焚れた』の、主人公柊の劣等感や少し自意識過剰なところ。
『殺されたい君と人殺しの私が同棲する話』の東雲の少し偽善的な部分や、他人への関心の薄さ、夏目柚葉の奥底にある死生観など、各キャラクターに少しずつ投影しているのですが、私と違って彼女達は物語を通して成長して変わっていきます。
というか、その変わっていくちょっとした日常の変化が物語なんです。
だから最初のうちは、キャラクターに共感できる部分が多く、すらすらと書きさ進められるのですが、物語に進んで成長した彼女達には、あまり共感はできなくて、彼女達だったらどう考えるだろう?どう行動するだろう?と、考える時間が長くなってしまうんです。
ただの言い訳かもしれないですが、少しずつでも無理せず書き進められたらと思っています。