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悪役令嬢が足りません!第31話を投稿しました と なぜか消費税減税の解説です

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悪役令嬢が足りません!~それなら増やしてみせましょう。
私立悪役令嬢学園を設立します!


目次
https://kakuyomu.jp/works/2912051602383622123


第31話 効果が足りません!
https://kakuyomu.jp/works/2912051602383622123/episodes/11054822662536499590


高騰が続く悪役令嬢グッズに軽減税率が適用される・・・?

どんな内容か、気になる方はお読みください

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今回は減税について扱ってみました。
ちょうど食料品の消費税率減税の話が出ていますから。

ただ今回の減税で個人的にもやもやしている言葉があります。

「レジの改修に時間がかかる」です

レジ何てデータさえ用意しておけば、あっという間に設定を変更できます。
なんでそんなに時間がかかるんでしょうか?

・・・という点ではなく、『通信販売』で発生する面倒ごとに一切触れていないからです。実は対応に時間がかかるのはこちらです。

店舗と違い通販の場合は顧客に商品が届くまで時間がかかります。そのため『税率が変わる日をまたぐ注文の消費税をどうするか』を考える必要があるんですね。

消費税は『売上』が発生した時に生じます。注文と売上は別です。注文はまだ契約が成立した段階に過ぎません。概ね通販では商品を出荷した日(顧客に商品を引き渡すことが確定した日)で売上を計上しています。

これまでの税率変更時はどうしていたかといいますと、消費税は上がる一方だったので、多くの企業は請求額は注文時の税率で計算したままでした。

前回増税の2019/10を例にとると以下のような計算をしていました。
(軽減税率は8%のままでしたので、標準税率:10%を例とします)


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〇9/20に税込1,080円の商品を注文した場合
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請求額:1,080円

9/30までに出荷 売上:1,000円 消費税:80円
10/1以降に出荷 売上: 981円 消費税:99円

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多くの企業は売上が減って損をしていました。
まあ、顧客からのクレーム対応よりはマシという判断です。


今回は食料品の消費税が下がるので、同様の計算をするとこうなります。

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〇3/20に税込1,080円の商品を注文した場合
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請求額:1,080円

3/31までに出荷 売上:1,000円 消費税:80円
04/1以降に出荷 売上:1,070円 消費税:10円

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はい、今度は企業側の売上が増え、得をします。
税率変更時は『経過措置』といって、注文時点の消費税率でしばらくの間請求することも認められますので、法律的にも問題ありません。


一方で顧客に損をさせるのは・・・と考え、売上と消費税の計算式を変えることも考えます。

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〇3/20に税込1,080円の商品を注文した場合
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請求額:出荷日が3月中は1,080円、4月以降は1,010円

3/31までに出荷 売上:1,000円 消費税:80円
04/1以降に出荷 売上:1,000円 消費税:10円

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この場合、計算式変更に伴い出荷~会計システムあたりに改修が発生します。
それに加えて上記計算式を採用した場合、2年後にもう一度計算式を見直す必要があります。なぜなら、今回の減税は『2年間の期間限定』だからです。

計算式を変えないまま、2年後同じ商品の注文をすると今度はどうなるでしょうか?

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〇2029/3/20に税込1,080円の商品を注文した場合
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請求額:出荷日が3月中は1,010円、4月以降は1,080円

3/31までに出荷 売上:1,000円 消費税:10円
04/1以降に出荷 売上:1,000円 消費税:80円

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請求額が増えるので。顧客からのクレームが大量に来ますね。
そのため、元の計算式に戻すことになります。


で、話をまとめますと今回の減税対応は以下2パターンになります。

①2027/4/1、2029/4/1両方とも注文時の税率で請求する
②2027/4/1は出荷時、2029/4/1は注文時の税率で請求する

どちらも企業にとってデメリットがあります。
①は顧客からのクレーム、②はシステム改修コストが増えます。

どちらがマシか・・・
間接部門が①を支持、販売に携わる直接部門が②を支持して方針のすり合わせに時間を取られている企業が多いと思われます。


ようするに、国もマスコミも何が面倒なのか、問題点は正しく説明しなさいという話です(上から目線)


ちなみに1%ではなく非課税にするとレジの改修云々ではなく、会計上の大きな問題が出てきます。

※朝日税理士法人様のブログがわかりやすかったので・・・リンク張っちゃいます。
https://www.taxacc.jp/blog/202505/


引き続き、応援よろしくお願いします。

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