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史実から変わった事

朝晩、かなり冷え込んでまいりました。
少し前まで暑い暑いと言っていた気がするのですが、季節は順調に秋になり、冬に向かっているんだなと実感する今日この頃です。


最終章である新十郎編も二か月が経過。
これまで、
第一章の備前守長政編では、浅井家の当主という目線で滅びゆく浅井家を何とかしようと奮闘。
第二章の玄蕃頭政元編では、兄長政の腹心として領土拡張をサポート。
第三章の石見守政之編では、浅井家の軍団長として侵攻してきた三好軍を撃退し北陸に遠征。

そして今回の新十郎治政編は、ライバルである織田家に入り込んで、内部から織田家を操るという話となりました。

そしてついに今回のお話で元号が天正に。
浅井家の滅亡は1573年。元亀四年、天正元年です。
ついに第一章の最終話の時間軸を越えたんです。

ここからは浅井家にとって、完全に未知の領域に突入していきます。

ここまでの史実との大きな違いを整理しておきます。
遠江:史実では徳川家支配であったが、大半を武田家が支配
三河:徳川家支配(織田家の盟友)
美濃:史実では織田家の支配であったが、西濃は一色龍興の後を継いだ一色利堯の支配(浅井家の盟友)、中濃、東濃は斎藤道三の後継として斎藤長龍の支配(織田家に従属) ⇒ 東濃は武田家の支配、中濃と西濃は一色利堯の支配(浅井家の盟友)
尾張:織田家の支配
伊勢:史実では織田家の支配であったが、まだ南勢に北畠具教、具房親子が健在
伊賀:国衆が支配
越前:史実では織田家の支配であったが、朝倉家の支配(浅井家に従属)
近江:史実では織田家の支配であったが、浅井家が完全に支配(織田家の盟友)
若狭:史実では織田家の支配であったが、武田家の支配(浅井家に従属)
大和:織田家の支配
山城:織田家の支配
摂津:織田家の支配域でぽつんと石山寺が敵対
和泉:織田家の支配
河内:織田家の支配
紀伊:寺社衆が支配
丹波:織田家の支配
丹後:史実では一色家を織田家が攻めるのだが、浅井家が攻めている
讃岐:十河家の支配だが、当主は存保ではなく重存(三好義継)
阿波:三好家の支配だが、当主は義継ではなく実休

ざっと見ただけでも、本来の支配域からすると半分程度に減ってしまっているんじゃないかと思います。
それだけ浅井家が奮闘したという事もあるのですけど、織田家が大きく飛躍するきっかけとなった美濃と南近江が取れていないというのが極めて悪影響を及ぼしていると思われます。
東山道を押えられなかったんですからね。

話は残すところ二か月分。
どうなりますか、楽しみにしていてください。

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