ぺんねーむ? ああ、名乗っている。 その期間はとても、とても長い。 知っているか? ペンネームの由来ってのはある程度類型化できる。 本名を似せたもの 非常に愛着のあるもの 即興でこしらえたもの だいたいこの三つだ。 そう、私の場合は――
私の「エトーのねこ」というのは、まあ本当に単純な由来で、「エトー」というのは衛藤ヒロユキ聖下のことであり、「のねこ」というのは、もちろん「の猫」である。
おわり。
……冗談である。意思は投げ捨てるものではない。
さて。由来、というか、まあ、いつから使っているのか、について記したいと思う。
と、いうのも、この「エトーのねこ」、略称は「えねこ」なのだが、なんと小学生の頃から使っている。裏を返せば、私は魔法陣グルグルを、非常に長く愛しているというわけで、いろいろ名前を変えたことはあるものの、今は「えねこ」乃至は「エトーのねこ」で落ち着いている。
……実は、もし物理本を、つまりは書籍化して幾許かの印税が入ることになった場合、えねこの他にもう一つ考えている名前があるが、それは今、ここでは明かさない。なってからのお楽しみというやつだ。
さて、そんな「えねこ」という名前だが、先程小学生の頃から使っていると書いたとおり、まあ、ろんぐろんぐあごー的に昔である。十年を一昔というのならば、数昔は昔である。
え? じゃあ今何歳かって? ……ふっふーん、言えるか。一応、ヒントだけ出しておくと、魔法陣グルグル2連載開始当時、少なくとも大卒だった、ということを記述しておく。
裏返せば魔法陣グルグルから魔法陣グルグル2まで、舞勇伝キタキタを挟んだものの、相当な数の時間、風を待った鳥のような状態だったと言っていいだろう。九年間、ずっと魔法陣グルグル2を待っていた。否、待っていたという表現は正確ではないか。
……風は来ないものだ、私は飛び立てないのだ、と諦観していた、が正解であろう。
だが、風はやってきた。極上の、そしてとんでもない強さで。
思わず飛ぶというより飛ばされそうになったが、そんなことで飛ぶことを諦めるほど、私は根性なしではない。
魔法陣グルグル2が連載され、しばらく、と言っても年単位だが、経過した頃、大病を患った(心筋症である)わけだが、その後手術もせずに、ふっつーに生きている。そして、筆を執った。否、これも正確ではない。……webにアップロードを始めた。それまではまあ、はっきり言ってしまえば限られた人物にしか見せていなかったわけだが、その当時の主治医に、「思い切って公開してみたらどうか。君の聖書にも、「まだと言っていてはいつまでもスタートできない。そろそろ自身のことに誇りを持ってみては」とあるだろう?」と言われ、しぶしぶ、というわけではないが、おっかなびっくりで投稿した覚えがある。
だいぶ、昔の話だ。
したら、あれよあれよと、一年前後でなろうさんのランキングを天元突破した。歴史ジャンルでということを考えたら、希有であろう。
まあ、惜しむらくは、二次予選を未だに突破できていないわけだが。
まあ、そんなわけで、ペンネームの由来、というよりは、来歴紹介になってしまったが、私のペンネームである「えねこ」というものは、魔法陣グルグルのファンである、という覚悟を持って使っている、ということは、どうしても書いておきたかった。
というか、それを書かなければ「えね子」とか「えなこ」とか言われたり、あるいは「なしてえねこ?」とでも聞かれるだろうし、「え・ねこ」だと説明しても「え、って何」と言われたりするし……。というか、まあ、なんだ。
……ウン十年来のハンドルネームだ、長い付き合いなんだ。今更代えられるか。
と、いうわけで、私のインターネットでの名前は、たぶんずっと「えねこ」乃至は「衛猫」、あるいは「エトーのねこ」とか「衛藤の猫」である。……衛藤は衛藤なんだ、衛藤の代えは無いんだ、今更衛藤ヒロユキの親衛隊員の立場など辞められるわけがなかろう。そんなことをするくらいなら、私はおそらく……。おそらく……。おそらく……。マジで生きていけないだろうorz
それだけ、衛藤ヒロユキという神は、そして魔法陣グルグルという存在は、続編や番外編含めて、私の精神の根幹を成す、ある種の宗教心から来るであろうものなのである。おそらく、私が魔法陣グルグルや魔法陣グルグル2、舞勇伝キタキタ、他がじぇっととか衛星ウサギテレビとか週刊わたしのキモいペットとか、そういった存在を「なぜ好きなのか」と聞かれたら泣いてしまうだろう。あるいは、「好きなんだからしょうがないじゃない」とわめくだろう。何せ、宗教心である、人は何故神を信じるのか、あるいは何故神という概念を作り出したのか、という、哲学の難問中の難問に答えるような所業である。そんなことが証明できるなら、私はおそらく学者として飯を食って住んでいるだろう。
そこまでの難問なのだ、おそらくは。私にとって、魔法陣グルグルを愛し衛藤ヒロユキを敬うという行為は。
……問題は、私はメンヘラなのかヤンデレなのか、一体どちらなのであろうな?こればっかりは、本当にわからん。
多分ヤンデレではなくメンヘラだと思うんだが……、衛藤ヒロユキを一番に考えるという意味では、ヤンデレの要素もあるだろうし……。うーむ。