葉鶴と申します。本作品のご拝読、並びに閲覧ありがとうございました。
あとがきというものは、本文以上に作者の人となりが出るものだと思います。
そして、「お金払ったんだし最後まで読むか……」ではなく、Webの形態をとりながら、ここに来て下さった貴方は、恐らく一つの疑問を抱えていることと思います。
(以下、本作品の重大なネタバレ有)
同性愛を扱う作品において、"見る側"は、作者が"そう"なのか"そうじゃないのか"と気になることが多々あります。
結論から申しますと、私は"どちらでもない"という立場をとっています。バイセクシャルが一番近いのかな。
ここで少しだけ、昔話をさせていただきます。
今から2年ほど前、私が大学生になって、少しした頃。有楽町線の小竹向原駅から、和光市の間──5、6駅間ぐらいかな?痴漢みたいなことされたんですよね。
みたいなこと、と表現したのは、真偽不明だからです。
そもそもが私自身普通未満の男ですし。ただ、そのお相手の方(?)の手の甲が、私の股の辺りによく当たった──言ってしまえばそれだけなんです。
大学帰りの18時頃、あの路線はザ・満員電車になるので、まぁわざとじゃないと思うんですけど、移動しても空いてきても続くもんだから怖くなっちゃって。
その後ぐらいから、男の人に性的に乱暴される夢をよく見るようになりました。
こう書くと悲惨なので中和いたしますと、その乱暴、普通に気持ちよかったんですよね。私ドMなんで。
もしかしたらそれも、ただの強がりなのかも……でも他人に相談できる内容でもないしな……と鬱屈していた所に、縁あって小説を書くという発想が私の中に生まれました。
じゃあネタにしよう。溜め込んでいた思ったこと、感じたこと、ついでに言いたいことと好きなことを詰めて、一つの作品にしよう──そうして生まれたのが本作、「勇者の剣、股に生えてた。」です。(ひでぇタイトルだ……)
元がネガティブな動機なので、もしかしたら本作の展開に納得のいかない方や、傷つけてしまった方もいるかもしれません。そういう人は、多分ここまで見てないだろうけど……
紹介文最後の、《性に笑え、性に慄け》は僕のポリシーをそのまま表しています。
性を楽しもう、性を真剣に扱おう。どちらも出来る人はそういません。出来たとしても片方だけで……それが、もう片方との争いにもなったりして……私は、それが嫌だったんです。
ともかく、私は"性"と名乗つくものが大好きです。だからこそ、性のいろんな側面をこの作品に込めました。
長々と話してしまいましたが、これにて完結、改めてありがとうございました!!
次回作は《性癖が異能力になった、現代日本を舞台にしたバトル物》を予定しております!!