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少年向けハイファンタジーと異世界恋愛物の共存

思うところがあって、不定期にショートエッセイ的な物を書いていこうと思ってます

自分の作品も、もうあと10話もいかないうちに魔王との最終戦に突入し、そこからさらに10話前後で完結する所まで来ました。

こうなってくると頭によぎるのは「次なに書こう」って辺り。

大体ぼんやりと「箸休め的に(50話以内くらいで)、追放された女騎士と逃亡するお姫様を主軸に置いたオーソドックスなハイファンタジーを書こう」みたいなところと大筋は決まってるのですが……。

問題は「書こうと思えば王道ハイファンタジー方向でも、異世界恋愛方向でもどちらでもかける」って辺りでして。

幸いと言うべきか、異世界恋愛物にアレルギーみたいな物はなく、コミック中心ですが結構読んでいたりするので、流行にのって書いていくのも有りかなと思う一方、最初の構想はあくまでも王道ハイファンタジーなので、そちらを貫いた方がいいのかな、とも思ったり思わなかったりするわけで



で、そんなことをぼんやり思いつつちまたの話を聞いていますと、似たような悩みや、あるいは「なろうでは異世界恋愛物が流行ってるけど、どうしても書く気になれない、いっそのこと他の所で書くか、書くのをやめようか」なんて悩みもちらほら

ただ、その辺りの話を聞いていると、異世界恋愛物をある種「王道少女漫画を描く」ようなイメージの方が多いような気がして

方向性としてそれは正しくはあるのですが、ただ「少女漫画」を結構「どうせこんな感じだろ?」みたいなある種の固定観念的なもので捕らえてる人が少なからずいるかなと。

でも、(BANANA FISHやぼくたまやグリーンウッドみたいなのは例外としても)例えば『ベルサイユのばら』とか『クリスタルドラゴン』みたいな物をもし書けるとしたら(それを書くだけの実力や覚悟があるかどうかは別として)かなりやりがいのあるものになると思うんですよね

そうでなくても、最低限恋愛描写は入れた上で、それ以外は自分の描きたいネタを満載するのも有りだと思うわけで。それによって今まであまり見られないような新しいものが生まれる可能性があると思うわけです

極端な話ギャグみたいな物を書くのだって、それこそ「はめふら」かなり面白い作品になっていると思いますし、「大相撲令嬢」なんていう、とんでもない怪作が生まれる可能性だって秘めていると思われるわけですw

もちろん、書きたくない物を「書けないと書籍化が遠のくから」みたいな理由で無理矢理書くのは辛いだろうとは思いますが、なにか工夫一つで妥協点みたいなものを見つけるのはそんなにむずかしくないかなと、ちょっと思ったり

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