G3Mです。
「祓えぬ娘たち」の第5話を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/2912051604752192850
https://kakuyomu.jp/works/2912051604752192850/episodes/2912051606290728502
地鎮祭のあと、妻のしのぶは手回り品を鞄に詰め、郊外の実家へ戻る。
電話口の声は甘えと高圧さが入り混じっている。
「お掃除が終わるまでは帰りません」
泥の匂い、能面のような娘たち、夜中の囁き。
しのぶはそれらを理由にする。
切られた通話のあと、高時は溜息をつく。
無責任さへの苛立ちと、どこかにある安堵。
妻が関わらない方が、事態を収拾しやすいように思えた。
第5話です。
ご愛読いただけますと幸いです。