• に登録
  • ラブコメ
  • 恋愛

「妻の座」と「人妻優香の恋人」への☆の御礼とコンプライアンスについて

G3Mです。

「妻の座」と「人妻優香の恋人」に評価の☆をいただきました。@togezo様、ありがとうございます。

二年近く前に公開した小説を、今でも読んでいただけることに深く感動しました。そして私の作品としては初めて、☆の評価が三桁に達しました。

この二作は、私にとって非常に思い入れの深い作品です。特に「妻の座」は、小説を書き始めた最も初期に構想を練ったものの一つです。この短編を通じて、自分に小説を書く力が備わっていることを確認でき、そこから長編に取り組むようになりました。一昨年の夏から秋にかけてのことでした。

「妻の座」は、父親と血のつながらない娘との関係を描いた作品です。時として人が社会的な規範から逸脱してしまうことがある、というテーマを、あくまで文学的な表現として書いたものです。

もちろん、コンプライアンスの観点から問題があることは承知しています。ただ、法律や社会規範の遵守を意味する「コンプライアンス」を文学にそのまま適用することには、若干の抵抗を感じています。ウェブ小説がこれほど盛んな今だからこそ、「文学とは何か」を問う人が少ないように思うのも、少し不思議に感じます。

実際のところ、私の作品が削除されたり検閲されたりしたことはありません。ただ、自分の作品が不当に軽んじられているように感じてしまうだけのことです。単なる神経過敏と被害妄想ですので、お気になさらないでください。

とはいえ、コンプライアンスに配慮しなければ商業ベースに乗りにくく、また多くの一般読者の方々に安心して読んでいただけないのも事実です。その点を問題だと感じ、現在は路線を修正しているところです。

決して信念を曲げたわけではありません。「妻の座」も「人妻優香の恋人」も、このサイトから取り下げるつもりはありません。これからも多くの方に読んでいただきたいと、心から願っています。

改めて、ご評価をいただき、誠にありがとうございました。

2件のコメント

  • こちらこそ、素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。そして、より作品を深く知ることができる補足をいただき、重ねて御礼申し上げます。
    どちらも印象的な作品でしたが、特に「妻の座」では、娘たちの行動の動機が「自らの生存戦略」によるもので、そこには「禁断の愛」という印象は薄くて、むしろ「人間臭さ」を感じ、現実とはこういうものだ、ということを見せつけられた気がしました。
    昭和の頃は「愛があればお金なんていらない」などという純愛めいたことが言われていたこともありますが、この作品を読むと、結局のところ相手の経済力とかもろもろの「自らのこれからの人生を安泰にしてくれる人」というところに、現代人の生物学的な生存戦略の根源があり、それも愛情の根源の一つであって決して歪んだものではない。そんなところにも思いを馳せさせてくれた作品でした。
    …以上、コメントが少々作品から逸脱してしまい恐縮です。
    今後とも、ご活躍をお祈りしております。
  • @togezo様
    コメントをありがとうございます。
    近況ノートまで丁寧にお読みくださり、大変感激しております。

    おっしゃる通り、恋愛には「生物学的な生存戦略の根源」があると思います。私は「恋愛がすべて」とする恋愛至上主義が嫌いではありませんが、日常生活における恋愛、あるいは性愛的なものが、客観的に見ると時として生存戦略そのものに見えてしまうところが、妙に可笑しいと感じています。

    美和のとった行動は、世間体からすれば好ましいものではありません。しかし、自己防衛の本能として必然性を帯びているようにも見えます。一方で、美和の気持ちはあくまで真剣なものであり、私には尊く感じられます。この愛情が決して歪んだものだとは、私も思わないのです。

    丁寧に読んでくださり、このような深いご感想までいただけて、まさに作者冥利に尽きます。今後ともご愛読いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する