短編小説「家出の後始末」
~兄に逃げられては困る妹の諸事情について~
家出をした徹が警察に保護された。ツンデレな妹の絵里子は、帰宅した徹にコーヒーを入れてあげる。そこで普段のつれない 振る舞いは自分の本心ではないことを伝えようとするのだが、話の途中で、徹の婚約者を自称する従妹の佳耶が訪ねてくる。仕方なく絵里子は佳耶と家出中の出来事を徹に説明するのだが……。
https://kakuyomu.jp/works/16818093086752300083/episodes/16818093086753504078「もう、お前の好きにしなさい」騙されても構わないと言う徹に、祖父の周造はため息をついてから、最後の助言を与えた。「早くどちらかを選んでおいたほうがいいぞ。お前の父親のようになりたくなかったらな」
絵里子と佳耶は一度目を合わせると、泣き顔のままそろってペロリと舌を出した。
どうか御笑覧ください。