しぞーか県民の私としては、富士山に初冠雪というニュースを聞くと、ああ冬が来たんだなと実感いたします。
つい先日まで暑いと言って扇風機を回していたと思ったのですが、気が付いたらコタツに布団が掛けられています。一年が過ぎるのは本当に早いものです。
さて、そんな冬の訪れが報じられる中、ぴぽこさんの自主企画「【非公式企画】学生審査員コンテスト Students Judge Award 2025」に参加するため、一本短編を書いてみました。
『しあわせ→しゅくふく』
https://kakuyomu.jp/works/822139839126505040この企画にはコンセプトがございまして、それは学生さんたちが評価をしてくれるというもの。
この企画の内容を最初に見た時、正直な事を言えば、自分にはあまり関係無いなって思ったんです。
審査員からのこんな作品が読みたいというコメントを見ても、脳裏には一切浮かぶ物がありません。
それもそのはず、普段私が公開している話は、お世辞にも学生向きとは言い難いものばかり。
コミック誌で言えば、「三丁目の夕日」や「釣りバカ日誌」を掲載しているビッグコミックオリジナル。もしくはそれより若干若者向けのビッグコミックスペリオール。
やたらとスーツのおっさんが出てくるような話ばかりです。
でも学生向けと言う事は週刊少年ジャンプのような話を書くという事になると思うんです。
私が話を思いつくのはお風呂である事が多いです。
いつものように風呂に入っていてふっと思ったんです。
とりあえず、登場人物の年齢層をぐっと下げてみたらどうだろうか?
学生の日常みたいなものを書いてみたらどうだろうか?
でも、それだけでは面白くない。
そこで、少し随所に趣向を凝らしてみたんです。
この話を読んだ方、この話の主人公は何歳くらいに思いました?
実はこの話、その手の情報を地の文からごっそり消してみたんです。
ギリギリ想像できそうな情報を散りばめて。
タイトルは「学生審査員コンテスト Students Judge Award 2025」のファンアートで鉄道(ななつ星かな?)が走っていましたので、切符をイメージして、こんなちょっと不思議な感じになりました。
しあわせ駅発、しゅくふく駅行きみたいな感じです。
……今日日、切符って買わないですよね💦
この話に出てくるしあわせ属性のモンスター。
実は最初はがっつりとポケモンのトゲピーだと書いていたのですが、それだともしかして二次創作になってしまうかもしないと思い、こんな書き方になりました。
この部分はぼかしたとかではなく、大人の事情ってやつですね。
最後になりましたが多くの高評価、レビューをいただきまして誠にありがとうございました。
遠藤孝祐様、コメント付きレビュー、ありがとうございました。
次回も良い評価をいただけるようなものが書けるよう精進したいと思います。