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【お詫びとご報告】『一國志演義 呂布奉先&月花伝』第27話 修正について

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

第27話
「二虎競食の計、決別の杯」
につきまして、読者の方から非常に重要かつ本質的なご指摘をいただきました。

「まだ帝を保護していない段階で、密勅を代理するのは論理的におかしい」
「仮に偽勅なら、覇道を言い訳に何でもやるのは董卓以下ではないか」

まったくもって、その通りです。

作者側の落ち度として、
・史実上の権力関係
・名分と正統性の重さ
・そして本作が描いてきた“呂布の王道”
これらを同時に成立させる詰めが甘くなっていました。

結果として、
「呂布が最も否定すべき存在(権威を私物化する側)」に見えかねない描写が生じてしまっていました。
これは本作の根幹を揺るがす問題であり、見過ごすことはできません。

そのため、第27話は以下の方針で全面的に修正しています。

「密勅」という偽りの権威を完全に排除

曹操の策は、勅命ではなく
**“名分を空気として流通させる覇道”**として再構成

呂布側は、偽勅で対抗せず
嘘を使わない王道の選択を明確に描写

徐庶の知略を「権威操作」ではなく
具体的な利益と構造で覇道を無力化する方向に修正

今回の修正で、第27話は
「呂布が董卓と決定的に分岐する地点」
「覇道と王道が明確に袂を分かつ話」
として、より本来あるべき姿になったと考えています。

厳しいご指摘をくださった読者の方には、心より感謝いたします。
作品を“面白いからこそ”真剣に読んでくださっている証だと受け止めています。

今後も、
勢いだけで整合性を踏み越えないこと
呂布という人物が背負う倫理と重さを軽く扱わないこと
この二点を肝に銘じて執筆を続けます。

引き続き、『一國志演義 呂布奉先&月花伝』を
見守っていただければ幸いです。

―― 作者より

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