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長編小説/『月下ノ戦棋士 ―理を還す者―』

――時を超え、理に抗え。月下の少女が放つ、魂の一手。

盤上の「一手」が物理的な力を持ち、国を興し、人を殺める世界。 七つの国が割拠し、盤上の理を力と変え、争いを繰り返す大陸。
軍事国家・蒼牙と、伝統の大国・玲秀が覇権を争う戦乱で、三人の運命が交錯する。
未来から過去へ送り込まれた暗殺者・玄凛。 感情を持たぬ生ける兵器・無我。 そして、記憶を失いながらも「封じ手」の才を持つ少女・雫。
「理(ことわり)」と呼ばれるシステムに支配されたこの世界で、彼らはなぜ戦うのか? 雫が持つ黒曜石に秘められた過去とは? 戦場という巨大な盤上で繰り広げられる、時空を超えた壮大な戦棋ファンタジー。

理に導かれるな。理を選べ。
少女が放つ最後の一手が、世界の“理”を書き換える――。

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