こんにちは。デリカです。
さて、近頃、諸方で話題のAIについて。
AIを使ったからどう、とは、正直言って私は余り思わず、便利なものは便利に使えば良いという意見なのですけど、カクヨム運営からも、ひとまず「お願い」という形の声明が出ました。
あくまで「生成AI」が対象ということ、また、今回の声明で取り組みの全てという訳でもないのでしょうけど、スタンスを明らかにされているフォロー作家様もいらっしゃいますので、私も、簡単に。
生成AIか否かの仕分けも難しいところですので、とにかく「AIと近ごろ呼ばれるもの」についての利用状況の報告です。
●AIの利用用途
・OS、アプリ等のインストールや利用の仕方
基本的には、公式Webサイトや Qiita などの技術者サイト、あるいは、個人のブログなどを参考にしますが、つっかえた時などには、近頃は、AIに聞いてしまいます。
「これのここで詰まっているんだけど、どうしたら良い?」
みたいな感じです。
・英文翻訳
技術文書などが英文の場合の翻訳、これは、近頃は、AIサービスに頼りまくりです。
苦手という以上に、とにかく「速い」というのがあります。
今のところ、私の生成AI利用の用途は、これが一番多そうです。
・単語の言い換えなど
ある言葉の同義語、類義語、言い換え表現などを考えるのに、しばしば利用しています。
例えば、「考える」という単語に対して「存じる」、「考察する」、「思案する」などといった同義語、類義語がある訳ですが、普通と違ったニュアンスの表現がないか、という様な検索に使用します。
これは、以前ならば辞書サイトを利用していたところですが、近頃、辞書サイトは、本文を見る前に広告が大きく表示されたりして使いづらい、そうして、Google の検索結果の先頭に、先に「AIの回答」というものが出る事が多い。
と言っても、一箇所でなく複数サイトを見て検討する事が多いので、AIに頼り切りという訳ではないのですけど、近頃、利用しがちです。
●AI未利用
・イラスト
やっていません。
やりたいとは思い、試した事もあるものの、私の嗜好と全然合わなくて、今のところは手が出ていません。
・文章の作成
これも、やっていません。
文章を書くのに困る事が余りないもので、AIにお願いするプロンプトを考える前に、自分で書いてしまいます。
・小説のプロット、ひな形、アイディアなど
これも、全然やっていません。
いつも言いますが、私が小説を書くのは、趣味ですので。
「書かねば!」と何かに急かされて書いている訳ではないもので、アイディアやプロットなどを、AI含め他の方に依頼する事は、今までのところ、無いです。
書きたいものが無ければ書かない、それだけです。
ただし、これも、試してみたいジャンルではあります。イラストと同様、興味はあります。
以上です。
この状況であれば、少なくとも今回のカクヨムからの「お願い」に対して、作品に「AI利用」のタグを付ける必要はなさそうですね。
AIは、便利です。
英文翻訳の例など、時間に限りのある現代人には、AIは強力な支援ツールです。
ただし、今は無料で提供されるものが多いAIサービスですが、いつまで無料で提供されるかは分かりません。
辞書サイトがそうなった様に、先々では、利用するより先に広告が表示される、なんて事になるかも知れません。
便利なサービスであれば有料で利用しても構わないのですけど。
一方、現在のAIサービスには、非常に大量の電力が消費されるのだそうです。
エネルギー問題や、地球温暖化の問題も、一緒に考えなければいけない部分もあるのかも知れません。
その動向は、今後とも、注意深く見つめていきたいところです。
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8月で完結の拙作、
『海とブドウ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078050842013も、よろしくお願い致します。m(_ _)m ペコリ