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イグ・アンバサイド/Eg-Umbside

 ヴェルフィからデルフリードへと移行するまでの穴埋めとして設計に変更を加えたイグ。

 使い魔ではなくウイングスラスターユニットを搭載することで機動力と運動性を向上させ、近接戦闘能力の向上を果たした。

 一方で左腕部にはデルフリードにも採用されたものを流用した四連装魔力砲も持ち、ある程度の射撃戦、対艦戦闘も可能としている。ただし、デルフリードの量産型に搭載された大出力ユニットではなく、試験機に搭載されたサールトードの赫灼石ユニットを流用したものを使用しているため、威力は量産型デルフリードには劣る。

 また、機体制御のための処理領域拡大システムも搭載されていない。

 こうした改良によってヴェルフィ以上の性能を維持しつつも扱いやすい機体となり、左腕部の魔力砲も敢えて大型化することで威力が改善されているなど、様々な面で強化されている。また、背部スラスターには十二連装小口径魔力砲四基が内蔵されている。一発一発では赫灼騎兵の装甲を穿てないが、魔力シールドに集中して着弾させることでシールドを瞬時にオーバーロードさせる能力を発揮する。

 デルフリードの制式採用によって第一線を退いたが、その頃には帝国の生産能力が低下していたこともあり、首都を巡る攻防戦でも出撃することになる。

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