いつもお読みいただきありがとうございます。
本日、第19話から第21話までを公開しました。
第17話、第18話では、“テル”と呼ばれていた男の顔が見えました。
真帆が会っていた人物。
照臣の情報に触れ得た人物。
そして、断片を組み合わせ、別人の人生を巻き込んだ人物。
けれど、この物語は「真犯人が分かったから終わり」という話ではありません。
第19話以降では、もう一つの問題に入っていきます。
怒る理由があること。
傷ついたこと。
裏切られたこと。
それらは確かに本物です。
けれど、怒りが正当であることと、
手順を飛ばしていいことは同じではありません。
被害者だった人間が、別の誰かを傷つける側に回ってしまうことがある。
確認しなかったこと、確かめなかったこと、止まれなかったことが、
無関係な人間の人生を壊してしまうことがある。
第19話から第21話は、この前日談の中でもかなり大事な区間です。
真柴亮平という名前が見えた後、
それでもなお残る問題。
照臣が何を失い、
航平が何を向き合わなければならず、
そして周囲の大人たちが、どのように次の手順を置こうとするのか。
ここから物語は、犯人探しではなく、
「壊れた後に、どう立て直すのか」という方向へ進んでいきます。
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