お久しぶりです、エプソンです。
とは言っても、先月も更新したのであまり久し振り感は無いですね。
『銀髪美少女を助けて刺された結果、ポンコツ女のお世話を押し付けられた話』ですが、先日書き終わりました。
正直なところ、納得した出来になったのかというと、自分でも良く分からないところがあります。
何でかというと、この作品はずっと頭の中に会ったキャラクターであるリンスとラビをしっかりとした形にしたい、という思いが念頭にあったからです。
なので、普段の私の執筆に至る手順が①ストーリー、②題材決め、③キャラクターという風なのですが、①キャラクター、②ストーリー、③題材決め、と私の中では異色な作りになってしまいました。
また、いつもはプロローグから順に書いていくのですが、今回は起承転結の承から書いてみたり。
おかげで慣れない書き方に最初は苦労したものの、序盤のキャラクターに対する解像度が上がった気がしています。
さて、話は変わり、今度はリンスとラビについてです。
ラビに関してはイメージ通りなのですが、リンスについては頭の中に居たのと相当ズレがあります。
執筆前のリンスはもっと知的なキャラクターで、本作とは違い真面目な人間でした。
しかし小説に落とし込む上では面白さが足りず、仕方なくポンコツにしました。
結果、勝手に動いてくれるキャラクターに仕上がった気がしますが、私としてはちょっともやもやしてしまいます。
自分の中ではもっと賢い奴だったのに…。
ま、何にせよ彼女を舞台に上げられただけでも満足しています。
そして本作をお読み頂いた読者の方には大変感謝しております。
ありがとうございました。
最後に、本作で自分が書きたいものは全て書けた気がしています。
次作からは自分のエゴを減らし、もっと読者の読みたいに寄り添っていければ、と思っています。
今書いているものは百合小説コンテストに出すものですが、既に1/3ぐらい書けています。
順調にいけば今月中にお出しできるかと。
ではまた、次の作品でお会いしましょう。