月宮　余筆　（ツキミヤ　ヨフデ）

まるで花言葉をなぞるようなラストの物語
短編ながら綺麗に美しくまとめられた恋愛譚でした。

シリアスなミステリーを正面から粉砕する新感覚の短編ミステリー！ミステリー？
重い小説に疲れた時に読みたい1作！

次の一歩に踏み出すための物語
きっかけなんて何でも良い。
この物語では、ある意味で誰も予想していなかった一歩があります

短くとも儚い作家の物語
二人の作家がかつての偉人をなぞりつつも”作家”としての友情が描かれる

文字数や区切りは読みやすく配慮され、描写も分かりやすいが説明しすぎない絶妙な塩梅 17話というやや短めのシリーズでありながら非常に満足感を与えてくれる物語でした。 得られるものは…続きを読む

心臓が止まって、脳が動かなくなる。
そんな状態を我々は死と呼んでいる。
この作品は、死と生に焦点を当て、その境界線にいる少女が生と死について向き合う物語

ある日帰ると冷蔵庫にペンギンが。
そんな状況から始まる家族とペンギン（？）の日常物語です。
それは涼しくとも暖かな物語

とある特別な体質を持つ少女が大学生の”彼”と出会い、傷と痛みに向き合う物語です。
読みやすく丁寧な情景描写のおかげで、ダレることなく読めました