夜に広がる青い空―夢の岸辺で、君を選ぶ 外伝―
一挙公開、完結!
https://kakuyomu.jp/works/822139842494459294死の間際、忍びが見上げたのは、かつて姫と見上げた広大な青空だった。
絶望の初夜から始まった、三人の魂の戦国絵巻。
以下の作品のスピンオフです。
夢の岸辺で、君を選ぶ
https://kakuyomu.jp/works/7667601420067496199本編で描かれた、「選ばれたけど続かなかった」岸辺の一つです。
裏話をすれば。
本当はカクヨムコン短編用には、別の作品を作成する予定でした。
崩壊の始まりの始まり、中の帝国の斜陽の日々を書こうとしたんです。
えっと、たしかミュージカル『エリザベート』を見ていて、着想したはず。
なんだけどね。
土の国ほどではないけど、中の帝国も、まだその内情とか構成とか、あんまりバチっと決まっていないのです。書きながら決まるといいな、って感じでして。
その状態で書き始めると、大変痛い目を見るということを、『籠の鳥は草原の大空を舞う』で学びました。多分、こんなとっ散らかった状態で始めたら、一万字では収まらん。
で。
方向転換してありものの長編からスピンオフの短編を作るしかないと、悟りました。
すでにある長編なら、人間関係も設定もばっちり出来上がっているので、迷わない。
ということを、三連休中に思いつきました。
で、三連休中に書こうかな、一万字ならいけるっしょ。
と思いましたが、『籠の鳥~』の改稿が思うように進まなくてですね。短編未着手の状態で三連休終了。
やっぱ無理か??と思いましたが、金曜日に寝落ちしながら23時~25時で冒頭1/3だけ書いておいたら、土曜日の午後だけで書きあがりました。一万字だと早い!
しかしですね。
長文しか書けないと言ってた私が!
一万字で起承転結、収めました。すごい。やればできる!
もう意識的に、書きたいことをばっさばっさと落としていきました。
枝葉を取り払って、三人のこの生における情緒の動きが際立つように、と執筆しました。
なので、最初は本文パートは瑞穂視点で行くつもりだったんですけど、そうするとどうしても彼女一人の心情に偏るのと、ながながと心情を語り出すので、隼人の視点に早々に戻して書き直しました。隼人は立場的に少し傍観者的なところがあるので、三人の情緒の動きが狙い通り出てきて、早めに決断してよかったと思うところです。
ちょっと説明しますと、春日編の三人は、隼人=狭穂彦は国と妹をいっぺんに守るつもりで、惟信=大王は救い出すつもりで派兵するも、二人とも失敗しているわけです。
狭穂彦は瑞穂=狭穂姫と一緒に落城する城の中で燃え、大王は狭穂姫を救えなかったのですからね。
そこを引き継いでいて、隼人はより守りたいという意識を強くしているし、惟信は自分と一緒になったばかりに死に追いやったことを悔い、結婚に消極的。(字数の問題で省きましたが、どちらが来ても「姉(もしくは妹)に来いと言ったのに」といちゃもん付けて実家に帰す気満々でした)
と、春日編から現代編へと意識が変わっていく中継になるように考えたつもりです。
もちろん、そもそもの最初の『眠り姫伝説』の三人の関係性も残るようにしています。
カクヨムコンが終わって、読む作品がなくなったぞ?となった時に、『夢の岸辺で、君を選ぶ』と『眠り姫伝説』をお読みただけると幸いです。
ぜひ感想もお聞かせください!
Geminiに扉絵書かせてみたけど、これってありなのか?
なんか…なんか違う感がする。瑞穂は袴姿なのはいいけど、もうちょっと姫感のある袴にしてほしかったなぁ。しかし、AIはここから微調整をさせると、迷走するから投げました。