※この“近況ノート”は“名無しのチー牛”がお送りしています。
読者の皆様方こんにちは(こんばんは)、私は“カクヨム様”にお世話になっている底辺作家の一人です(“冴えない官能小説家”にして“売れない同人作家”です)。
いつもいつも私の小説や近況ノートを読んで下さり、また反応や応援を下さりまして誠に有り難う御座います(凄い励みになっているんですよ?真面目な話で執筆活動を続ける為の活力の一部となっています)。
今日はちょっと哲学的なお話しと言うか、かつて私と知人との間で執り行われていた“重たいディペート”についてお伝え出来たらな、と思っています(なるべく短く、かつ簡潔に纏められるように心掛けますので“もしよろしければ”最後までお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます)←この“知人”とは私が生まれた時からの付き合いでして、中々に“頼りになるヤツ”なのですが時折、“彼”との間に激論を交わす事がありました。
ちなみに“この時に交わされた激論とは何なのか”と言いますと皆様方にはお馴染みの“吸血鬼”に付いてのモノでした←ここ“カクヨム様”におきましても何名かの有名作家さん達の手掛けている作品に登場している為に、かなり有名な存在となっているので皆様方には今更何の説明も不要かと思われますが、彼は“吸血鬼は危険な存在なのだから見つけ次第即刻根絶やしにするべき”、“なんだかんだ言ってもお前だって血を吸われて殺されるのは怖いし嫌だろう?”と言う論調だったのに対して私は“自分は吸血鬼に襲われた事は無い上に彼等が人に害を与えている所を実際に目撃した訳じゃない”、“まだ何もしていないかも知れない存在をいきなり根絶やしにするのは如何なモノか”と言う主張を展開して行きました。
彼は言います、“仮に今何もしていなくとも将来はどうするんだよ”、“このままずっと彼等が穏便に生き続けてくれる保障は無いんだぞ?”と。
「第一“吸血鬼”が血を吸わずに生きていける訳が無いだろう、必ず何処かのタイミングで人を襲うようになるハズだ。・・・少なくともその可能性は高い」
そんな事を言っていましたが、それに対して私は“まだ起きるかどうかも解らない未来の話で今現在に実害を起こしてもいない存在を抹殺するのは、ちょっとな・・・”と応じました(いくつかある“可能性の未来”の危険性を持ち出しても“今を生きている”存在を抹殺する理由には、必ずしもなり得ないんじゃないのか?と)。
すると彼は言いました、“じゃあお前は核兵器についても同じ事が言えるのか?”、“お前の論調だと核兵器を持っていたとしても必ずしも人類が滅亡するとは限らないのだから構わない、となるけれど?”と。
だから私はこう切り返しました、“それなら極論には極論を返させてもらうけど”、“そもそもの話としてあんな悲惨な核兵器を作り出した危険極まりない存在は誰なんだよ?”と。
それを聞いた途端、彼は沈黙してしまいました、そうです、皆様方も御存知の通りで今や世界に一万発弱あるとされる“核兵器”を作り出したのは、他ならぬ人間達だったのです。
「核兵器はもし使われれば人類だけじゃなく、地球上の全動植物を全滅させ。地球環境自体にも多大な影響と被害を与えるだろう、そんな危険な“悪魔の兵器”を作り出したのは人間達だ。そのヤバさは“吸血鬼”等とは比較にならない。お前の論調だと“即刻根絶やしにされるべき一番危険な存在”は“人間達だ”と言う事になるんだが・・・」
「・・・人間にはまだ“心”があるし“優しさ”もある。だけど“吸血鬼”にそれは無い、アイツらは人間を食料としか思っていないんだ。人間と同列に語るのは違うんじゃないのかな?」
「“悪魔”や“魔物”にならともかく、どうして“吸血鬼”には優しさが無いと断言出来るんだ。お前、吸血鬼と付き合った事でもあるのか?それに言わせてもらうけど“人の心”ほど不安定で不確かなモノは存在しないんじゃないのかな」
「・・・・・」
「そんな人間が世界を破滅させかねない力を持ち、だけど今は曲がり形にも“それ”を管理している。そりゃ“可能性の未来の一つ”としては人間が滅亡するルートもあるのかも知れないけれど、だけど人間はまだ滅び去ってはいないだろう?」
そこまで告げると知人はかなり不満そうな顔付きとなり“人間には良心と良識があるんだ”、“バケモノなんかと一緒に論じて良い存在ではない”と怒声を浴びせて来た為に、私は彼に言いました。
「さっきから言っているだろうが仮に“吸血鬼”がいたとして、彼等に“良識”と“良心”が無い、とは言い切れないだろ?それにこれも何度も言っているが“いくつかある可能性の未来”の一つに“破滅ルート”が存在するからと言って、ただちにそれを内包しているヤツらを“悪”と断じて根絶やしにするのは流石に性急に過ぎるんじゃないかな・・・」
「・・・・・?」
「あとさ、良い機会だから言わせてもらうけど私はね?“神様”を信じているんだ、だけどね?人間がここまで“危険”かつ“いかがわしい存在”に落ちぶれてしまっても、神様はまだ人間を滅亡させていないじゃん。お前は知らないだろうけれども神様の力って凄いんだよ?その気になれば指パッチンで全人類を救ったり滅ぼしたりも出来るのだから・・・。だけど」
“神様は人間を滅ぼしていない”、“まだ生かしてくれているじゃないか”、彼にそう告げました。
「だからさ?我々人類もそれを見習おうよ。もし本当に“吸血鬼”に“心”が無かったと証明されたり、何の罪もない人間達を襲って殺し始めたのならともかく。そうじゃないなら“根絶やし”なんて恐ろしい真似は・・・」
「・・・・・」
“誰にもする権利は無い”、“少なくとも今の人間達には無いと思うよ?”と、そう言って結びました、その後は彼が“悔しい”、“納得出来ない”、“憤懣やるかたない”と言った表情と雰囲気を纏っていた為に私は急いでその場を離れました(彼は私に言い負ける事が我慢できず、必ずあとで一言二言言い返して来るのでサッサと逃げ出したのです)。
まあそんなディペートを行った訳ですが、皆様方はこれについてどのようにお考えですか?あとこれはあくまで“当時の私の考え”であり、“絶対的な真理”とかではありませんのでご注意下さい(もしも“お前は間違っているよ”と言う方がいらっしゃったならどうかこっそり教えて下さい、よろしくお願い致します)。