先日の近況ノートで、選挙に出る政党はクマ対策してほしい、ということを述べました。
クマ対策といえば、山にドングリをまく、というのを主張する人がいます。
以前、プロ野球解説者のラジオ番組でも、解説者がクマ問題でちらっと「山にドングリまくとか」とおっしゃっていました。
まあ、苦肉の策でそういう言説が出てくるのも仕方ないとは思うのです。
でも、素人でも、ちょっと考えればかなり無理があると思うのですよ。
そもそもドングリが不作であることが問題なのに、どこからドングリを調達するのか。
その辺の山から? でもその山にだって、ドングリをエサとしている動物、もしかしたらクマだっているかもしれないでしょ。
その上さらに、誰がドングリを採ってくるのか。それをどう運搬してどう対象の山にまくのか。その費用はどうするのか。人間のニオイが付いてしまったドングリをクマが食うと、人間になれてしまうのではないか。などなど、幾らでも問題点ばかり出てきます。
ドングリまきは、現代日本では、現実的じゃない。
ですが。
これが、異世界ファンタジーだったら、アリじゃないかな。
Fランク冒険者のクエストとして、薬草採取、というのが定番ですが、ドングリ採取というのがあってもいい。
採取したドングリは、クマタイプの魔獣が出る山に運搬されて、そこでまかれている。
でもある年に全国的にドングリが不作になって。
主人公のFランク冒険者がドングリ採取クエスト中に、その山では出没しないはずのクマタイプの魔獣と遭遇してしまうとか。
あるいは、まかれる対象の山の麓の村で「今年はドングリが不作らしく、いつもの半分の量しか送られてこないのです。このままではクマタイプの魔獣が村に降りてきてしまいます」みたいな相談を受ける、とか。
で、主人公が首尾良くクマタイプの魔獣を倒したら、「クマを駆除するなんてかわいそう」と非難されてしまうところまでできれば完璧ですわ。