■理周
山野に暮らす修験者。祈祷・法術に通じる謎多き存在。
影刻と深い縁を結び、彼の最期に立ち会うことになる。
時代を越えて生き続ける者として、神衛衆の“行く末”を見届ける。
■伊勢 貞行
室町幕府の重臣。将軍義満の側近として政務を担う。
朝廷・幕府双方の力関係を冷静に見極める現実主義者。
神衛衆を「必要な存在」と理解しつつも、情を挟まない。
■日野西 資実
北朝に仕える公家。朝廷内部の実務を担う調整役。
政治と儀礼の均衡を重んじ、感情よりも秩序を優先する。
神衛衆の必要性を理解しているが、個々の犠牲には踏み込まない。
その距離感が、結果として多くの血を黙認することになる。
■吉田 兼煕
神道家・吉田家当主。祭祀と儀礼を司る立場にある。
政治的発言は控えめだが、朝廷内部の動向には精通している。
沈黙によって場を支配する、老獪な観測者。
■吉田 宗房
南朝側の公家であり、右大臣。
南北朝統一にあたっては、南朝の代表として奔走した。
理想と現実の狭間で揺れ動き、最後まで決断を下せない。
その逡巡が、取り返しのつかない結果を招く。
■藤原 定衡
朝廷と南朝神衛衆を繋ぐ実務の要。
冷静沈着で情を表に出さず、常に「大局」を優先する。
影刻に対して複雑な感情を抱きながらも、最後まで“役目”を選ぶ。
■橘 綱重
南朝兵を率いる武将。
神衛衆に強い嫌悪と劣等感を抱いている。
恩寵の儀において、最も露骨に“人の悪意”を体現する存在。