■雉裂 影刻
南朝神衛衆の棟梁。
帝を「影より護る」ために生き、剣を振るう男。
冷静沈着な判断力と苛烈な剣を併せ持つが、その本質はあくまで盾。
恩寵の儀において、南朝神衛衆の最期を見届ける存在となった。
■真四郎
南朝神衛衆の小頭。別名、血霞の真死郎。
影刻を補佐し、実戦においては事実上の指揮官を務める剣士。
豪胆さと繊細さを併せ持ち、仲間への情は誰よりも深い。
北朝神衛衆・暗丞と因縁を持つ。
四天の一人。
■無明丸
南朝神衛衆の小頭。
巨躯を活かした体術と棍術を操る豪力の持ち主。
普段は温厚だが、戦場では鬼のような迫力を見せる。
最後まで棟梁を守ろうとした男。
四天の一人。
■椿
南朝神衛衆の小頭。
華奢な体躯に似合わぬ大刀を操り、一撃必殺を旨とする女剣士。
美しくも冷酷な剣筋で敵を屠るが、内には強い矜持を秘めている。
恩寵の儀において、壮絶な最期を遂げる。
四天の一人。
■朧火
南朝神衛衆の小頭。最年少。
投擲と奇襲に特化した戦いを得意とする天才肌の戦士。
無邪気さと残酷さが同居する危うさを持つ。
椿の死をきっかけに、運命が大きく反転する。
四天の一人。
■雉裂 影之
南朝神衛衆・先代棟梁。影刻の前に棟梁の座にあった男。
武よりも「在り方」を重んじ、神衛衆を帝の盾として定義した人物。
世襲に拘らず、実力と器を見て影刻に棟梁を託す。
病を抱えながらも最期まで神衛衆の行く末を案じ、
雉裂の里にて没す。
■羽墨
南朝神衛衆・古参の小頭。
最年長の実務派で、影之・影刻の両代を支えた人物。
影刻の棟梁就任後、世代交代を理由に静かに役を退く。
その退場は、神衛衆が「次の段階」に入ったことを示していた。
■不知火
南朝神衛衆・古参の小頭。
影之の代より仕え続けた隠密の達人。
己の技と役目を孫・祥吉(後の朧火)に託し、神衛衆を去る。
名を残さず、影に消えることを是とした男。