「連作短編 オムニバス」を含む小説

もしかしたら、あなたの周りにもいるかもしれない ◇ 昨今、人間社会の中には 人ならざるものが溶け込んでいる。 幽霊や妖怪はもちろん 神獣や神そのものまで。 しかし、人間が…

怪獣VS一般人！？ 自然界のバランスが崩れ、怪獣が暴れ、町には怪人が出没する。この星ではよくあること。 でも普通と少し違うのはヒーローがいないこと。人々は怪獣に翻弄されながら必…

「星の数だけ、悩みがある。星の数だけ、癒やしがある。」 秘密の扉を開けると、そこは特別なスイーツが待つ「月香喫茶ルナリウム」。 牡羊座の情熱的な悩み、乙女座の繊細な憂鬱、天秤…

この暑さも、いつか物語になる。 三十一首の短歌を副題に綴る、三十一篇の「夏」のオムニバス。 灼けたアスファルト、縁石のぬくもり、病院の待合室、狭いワンルーム、雨の匂い。 「夏な…

★この作品の趣旨★ 「この物語に出会えて、本当によかった。」 ​ここでは、そんな作品にたくさん巡り会えます。その物語をたくさんの人に贈りたい。 これはそんな想いから生まれた…

かつての蝸牛姫は森に辿り着いた。殻が割れて産まれたのはまるで不定形で無色透明なクリオネだ。 ★は作者が好きなものです。

2027年、東京。 政府公認の個人価値評価システム『HitoBank』が全国民に適用され、すべての人間の頭上に「市場価値」が数字で表示されるようになった。 価値が高ければ、投…

『彼女たちは、平気じゃない。』 【あらすじ】 世界は『戦闘用アンドロイド少女』による代理戦争の時代。 戦場は人間の代わりに造られた彼女たちに委ねられ、人々はその行方をスクリーン…

「仕事に疲れた」「夢を諦めた」「あの頃に戻りたい」 これは、路地裏にひっそりと佇むスノードームの専門店「SNOW GLOBE」を舞台にした、不思議なオムニバス連作短編です。店を…

謎の管理人、 異能者が集うアパート、 そして怪しい組織の影―― 東雲アイカが管理人を務める天森コーポ。 そこには奇妙な住人ばかりが集っている。 異能者に、犯罪者、怪異と関わりを…

ここは、「空想病棟《ファンタズマ》」。 心に"ひみつ"を抱えた子どもだけが運ばれる、不思議な病棟。 目を覚ました少女・ソラは、自分が誰かもわからないまま、この病棟で目覚める。 …

『夢幻泡影』――夢・幻・泡・影という四つの儚い象徴をめぐる、全十話の幻想短編集です。泉鏡花の耽美な語感を残しつつ現代文で綴った物語は、夜の静寂にひそむ灯りのように、読者の心に淡く…

とある場所にある古本屋には、 変わった張り紙がしてある。 「あなたの中の秘密の思い、 気持ち、記憶、あの頃の日々を、 あなたのための、 あなただけの物語にして贈ります」 とあ…

　自動車産業の盛んな日本有数の工業都市、栗栖市。 　その華やかな主要中心部から寂れに寂れた南部にかけての一帯を占める街、帝苑町。 　そんな煌びやかな鉄とうらぶれた鉄で構成された…

【カクヨムコン10参加（中間選考通過）】 【全12万文字、ライト文芸、ほっこり＋感動】 灯りの魔法使い「メイナ」＆灰の魔法使い「リティ」のふたりが、『氷の年』に滅んだ世界で北の…

見知らぬカフェに興味を惹かれた『私』は、Cafeラブへと入っていく。マスターが話す客同士がラブコメになるという話を聞き、ライターである『私』はそれを記事にするために他の客の様子を…

息子・青磁が死んでから三回目の夏がきた。「私が青磁を殺したのではないか」妄執にとらわれていた陶子のもとに一本の電話がかかかってくる。それは青磁の中学の同級生を名乗る女、アイカワ…

蓮台野ヨミは何処にでもいる大学生だ。 文学や音楽を嗜み、独り静かに生きている。 ただ、彼女には幼いころから一つ厄介な体質があった。 それは本人が望むと望まざるとに拘わらず、頻繁に…

こちらの作品がnote創作大賞2025にて角川ホラー文庫賞をいただきました！ 〇第1部 精神病棟を見舞う任務を引き受けたペテロ修道士は、前任者であるトマゾ修道士がつけた日誌を手…

舞台は地方都市四名。とある一軒の楽器店がこの度リニューアルオープンする運びとなりました。 —この作品は架空の地方都市四名市を舞台にした、シチュエーションドラマ形式の短編連作です…