「聞き書き」を含む小説

本書『現代狸風説考──人と異界のあいだに棲むもの』は、著者・小境震え氏がライフワークのひとつとして十数年にわたり重ねてきた取材記録をもとに編まれたものである。 小境氏は学生…

首をもいだかた、もがれたかた、及びそれらの予定があるかた、お近くの首もぎ協会にご相談ください(協会パンフレットより抜粋)。

「きみ、ぼくを尾行しましたね」 高校２年生の天蔵 螢介（あまくら けいすけ）は、さくや亭の主人にタマシイをつかまれた。その夜から異形のものが見えるようになり、亭主のなりわいを手…

著者である私はこの程、神戸市のある地域の伝承に関する学術的調査にボランティアメンバーの1人として参加させて頂きました。 その際、地元の多くの方々にたいへん興味深い伝承と比較的近年…

　そうだ、 　ひとつお話をしましょうか。 　あなたの好きそうなお話があるんですよ。 　目無し娘の思い出です。

　1791年。嵐のためアリューシャン列島に漂着し、ロシアでの暮らしを余儀なくされていた日本人の大黒屋光太夫は、帰国の許可を願い出るため、首都サンクトペテルブルクへと赴いた。 　そ…

老いて衰弱した祖母が、一番逢いたかった人について語るのを聞き書きしたスタイルの短編。 注：フィクションです。

七夕の日、水害があった。 多くの人が犠牲になり、多くの人が「遺族」と呼ばれるようになった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 夕日ゆうや様の自主企画 『七夕関連の自主企…

テスラ・ネイルが語る言葉の聞き書き。 何の役にも立ちません。

タイトルがいかめしくて純文学風に見えてしまったので☆をつけました。 萌え小説の皮がうまく被れたでしょうか？ 世界に誇る観光地　別府。 ここに移住したフリーライターによる聞き書き…

他サイトで公開している超ショートショートのカクヨム版です。

湖国出身の友人から聞いた、家系にまつわる少し不思議な話。 因縁を感じるか否かは、各人の感想に任せます。

聞き書きが多すぎて…勿論、聞いた話もまだまだあるしで自分の実体験もご報告。 そして、こういう現象が脳内の幻では無い！という証拠を掴んでしまった件につき そろそろ公開する時が来たよ…