「絵が好き」を含む小説

わたしは、帰り道の夕焼けにみとれていた。 いつも前を通っていた景色なのに、絵を描きはじめたわたしには、発見に満ちて見える。 指でつくったファインダーから風景をのぞいて、描くことを…

傷を負い、故郷に帰ってきたイラストレーター。久々に戻ってきた実家には、絵の好きな少年がいた。

　はじめての長期入院生活。動く外の景色を感じないとき、時間が進んでいるのか不安になる。時間の動きを秒針のない時計でしか確かめようがないとき、電池切れで止まったらあなたは何分後に気…

心機一転を図る主人公、斉藤ヒカルはVRMMO「SW」をプレイすることに。 ヒカルの神官にあるまじき言動(法衣のまま墓場荒らし･神殿に魔物小屋を日曜大工…etc)で振り回される周…

その少年は絵が好きだった。 色々と描いていたが、あるひとつには苦労したのだった。 柴田　恭太朗様企画 【三題噺 #98】「世界」「酒」「紙」応募作品です。

内向的な少年と古民家と自然の癒し。絵を愛する少年が、豊かな自然の中で心の安らぎを見出し、成長していく。ちょっとホッとする話

　事故死した7年前の卒業生。遺書として学校へ送られてきた1本の鍵。その鍵が開いたロッカーの中には、前任の美術教師が描かれたスケッチブックが収められていた。 　そこに閉じ込められて…

太平のまどろみに身を浸していた幕末の頃、やってきた黒船がその眠りを覚ます。 その身を守ろうとするのは本能というものだろう。やがて巻き起こるのは尊王攘夷という嵐だ。 攘夷派と開国派…

素人作家の両親に源氏という名を与えられ、両親の社会的地位が高まる中、作文の嫌いな少年が文才二世を押し付けられる。 絵は好きだったのにな。

彼女の絵が好きだった。彼女の見る世界が好きだった。 二人の時間が続けば、それで良かった。

◆今は推しと言うらしい。 その方への想いは尊いらしい。 しかし、昭和娘の私にはちょこっと理解できない。 カセットテープから流れる曲は『精霊流し』だ。 その他、僅か三つのカセットテ…

小説は書籍で見るのが、やっぱり一番いいと思うんです。 ページをペラペラとめくるあの感触だったりっ！ スマホを触りたくない時に見ることができたりっ！ 別にカクヨムを否定しているわけ…

ふと目にとまった、色、音、匂い、空気感など。 絵を好きで描く人は、きっとそれらを、軽やかにスケッチするのでしょう。 私は、文字でスケッチしてみたくなりました。 詩のような日もある…

福山が井端さんに出会ってから、関係が広がり始めた。 仲のいい佐伯とロベルトとの3人の関係や 絵が好きでコンクールにも出ている井端さん そして、付き合っている北条さん 幼馴染で高校…

絵筆から生み出す特別な魔法の絵 魔法画を描いた魔力を持つ画家も去り　千年以上後の時代で これが今も残る魔法画 悪戯好きな小竜が手を振る　 しかし、大きな災害が

私のもとに、卒業生から１通の葉書が届きました･･････。

　私には、とっても愛してやまない人がいる。 　別に恋人じゃない。家族でもない。ただの友達。 　だけど私は、彼女がどうしようもなく好きなのだ。 　私は彼女の描く絵が好きだった。 …

ひょんなことからトラックに轢かれかけ、和風な異世界に転移した女子高生・明谷葵（あかりや　あおい）。 どうやら自分は神様に選ばれた存在で、悪しきものを祓える力を持っているらしい！…

ニースで生まれ育ったママ。 ママといっしょにニースの家に行ったら、ママの描いてたプリキュアたちの絵、今でもいっぱいあった。

高校二年生の律は、中学の頃から不登校傾向で今もクラスの教室に入れていない。別室登校を続ける中、ある日訪れた美術室で、同じクラスの美彩季と出会う。律は久々の〝同級生との対峙〟に戸惑…