「方言/関西弁」を含む小説

　その少年には、“矢印”が見える―― 　どこにでも現れる、“矢印”の示すとおりに行動すれば、すべてが上手くいく……？ ※お坊ちゃんの自慢話です。生温かく見守ってやってください…

　まだ、インターネットが高級品だった頃。学校選びは大変だった―――― 　毎日、県境の山を越えて、ある私立高校に通うSさん。 　農家に生まれた彼女に対し、周りは大都会のお嬢様ば…

　ジンジュくん、話題のゲーム始めました。その名も“ファンフリ”。 「“健康で文化的なゴブリン・ライフ”とか……上手いこと行ったらええな～」 　でも開始早々、池ポチャで死にかけ…

　M少年、12歳。 　この春、地元の市立中学校に進級したばかりだ。 　背は高いのにやせすぎてて、目つきが悪い。声も低くて、最後まで威圧感たっぷり。 　そのうえ、昔色々やらかして…

傷心旅行中に神社で偶然見かけた初恋の人そっくりの〈ええ男〉。 その人はウチを破滅に導く《運命の人》。 本作品だけでも楽しめますが 並行連載の『紬と糺【side Tadasu】』…

傷心旅行中に神社で偶然見かけた滴るような色気の〈ええ女〉。 その女はオレを破滅に導く《運命の女》。 本作品だけでも楽しめますが 並行連載の『紬と糺【side Tsumugi】』…

「絶対、また会いにくるからっ！」 「…待ってる！」 そんな淡い約束をして、 あたしの初恋の人は遠くへ引っ越してしまった。 それ以来、一度も会えていない。 初恋なん…

この春から都内の大学に進学する花江千華は、成績優秀で容姿端麗、欠点などないように見えた。 しかし千華にはたったひとつだけコンプレックスがあった。 それは、大阪生まれなのに関西弁…

『うち』の机に入っていたラブレターはどう見ても女の子の字だった。何だか戸惑うような、嬉しいような。しかしどこか不穏な空気も感じて……？

さびれたほこらを掃除した『俺』は、着物姿のお兄さんに声をかけられる。 「一つだけ願いを叶えてやろう」と言われ、『俺』は「友達がほしい」と願った。が、そこにはちょっとしたカン違いが…

マイペースかつハイペースな同級生の女の子と真夏の遊園地に行くお話。

主人公の叔父は人の願いや願望の籠ったものが好きで、趣味として集めている。 そんな叔父の秘密の部屋を見つけた主人公は、彼と様々な品物を見て浪漫を語り合うのが日課になっていた。 叔…

大学二回生の生田蘭。タバコとライターを持ち、三宮のショットバーを訪れたことから、彼女の運命は回り始める。関西弁での会話で紡がれる、一人の女の物語。性描写多め。51話完結。

ウチと達ちゃんは親が決めた許嫁の関係。 結婚してから後悔しないように、何も言い訳など出来ないように、お試し期間として一年の同棲生活を先に済ませておく事になった。 それから一年―…

ボクの地元は摂津弁。 大阪弁でも京都に近いから、京都のような、どちらかと言ったら、やんわりしたところもあるような関西弁。

これはな、空腹で動けなくなった若者を慈悲深いウチが助けてやった時のお話や。事情を聞いたら一人暮らしをしているのに料理が出来へんと言うじゃないの。 あのなぁ「肉ジャガ作り過ぎちゃっ…

京都生まれ、京都育ちのツキ。親のすねをかじって、毎日だーらだら。 そんなある日。 とある女性に誘われたことをきっかけに、大都会東京で働き始めることになるが…。 ※作中の方言は主…

「フウちゃんも一緒にバトミントン部に入らへん？」 「運動系のクラブはしんどいやん。私は美術部にする」 風香は友達の誘いを断って美術部に入った。その部には不機嫌そうな顔をした彼女が…

　ある雨の夜、遥(はるか)はネットゲーム内での結婚相手、トワイライトフェザーからのメッセージを受け取った。 『会いたいです』 　晶(あきら)と名乗ったずぶ濡れの少女を自宅へ連…