「ディストピア グルメ」を含む小説

23世紀、地球。不要な人間は食肉として美食家（グルメ）に食われる世界。『ワールド』として世界統一された世界に住む人類は、地上での生活を捨て地下世界に暮らしていた。 ある朝、17歳…

こちらは第2回 ディストピア飯小説賞に公募したものです。 残念ながら落選してしまったので、ここで供養します。 普段書いている純文学とは違い、エンタメ寄りの短編となっております！

未来世界にあるものといえばそう、ディストピア飯。 あのプレートに彩度の高いペーストとか乾パンみたいのが乗ってるやつね。 あ～俺も本物の肉が食いたいぜ 果たして本当に本当の肉の方が…

集英社オレンジ文庫ミニ小説賞、第２回ディストピア飯小説賞にて最終選考作品となった、ディストピアとお遍路さんの小説です。 未来人がお遍路を疑似体験してヴァーチャルにおける信仰につい…

　最悪だ。 　数分前の俺は、どうやら呪術銀行から何もかもを担保に、金を借りちまったらしい。未来も寿命も、これでぱあだ。おまけに、それで得たはずの金もすでに俺の手元にはない。信じら…

悪いが、俺の愚痴に付き合ってくれないか。この施設に入れられてから、まともなものを食わせてもらえてないんだ。聞いていて気分のいいものじゃないんだが、独りで抱えるにはしんどすぎる。日…

口が悪い足癖が悪い性格が悪い！ 遺体処理係で民間陰陽師のうさんくさい美女お兄さんと狩人の少女が、死体が転がり疫病を恐れるディストピア平安京の不審死を検死で解決したりしなかったりす…

婚姻を間近に控えた或る日。公爵令嬢グレイスの元にやってきたのは、婚約者であるレブロン王国第一王子ハリス。 婚約中の身でありながら、懇意にしている女性と、もっと懇意になりたいらしく…

かつて機械工学の研究者を目指しながら、清掃員をしている主人公――「私」は、大企業ブリックファクトリーに就職することができた。夢の新素材「ブリック」で作られた都市で、「ブリック」の…

高級グルメを愛する日本の洗練された貴族、ミヤコ・タカハシは驚くべき秘密を発見する。――夫の精液がコーヒーの味を引き立て、これまでにない新たな「旨味」を生み出すのだ。 奇妙な…

※こんな読者におススメ※ 　・流行から外れた設定の謎ライトノベルが見たい人。 　・変態主人公が欲望だだ漏れのままに大活躍する話が好きな人。 　・ディストピア＆アウトサイド風味でち…

時は2413年。火星と地球が分断されてから二世紀半。再び火星と地球を結ぶべく惑星間鉄道アストロ・レールウェイが計画されていた。そんなある日、同鉄道の職員で、火星コロニーで生まれ育…

カクヨム限定公開！ ――宇宙世紀XX年 広大な地表で捜査に任じる機動捜査課ササキ中尉。 彼の飯は今日もディストピア飯。 謎の肉っぽい食べ物に謎のキューブ。このキューブの原料は何…

メモリと脚注／オーサーズ・ノートに入力した文章 [ジャンル:ディストピア] [物語の舞台：愚民化政策を実施している。映像鑑賞、プロスポーツ観戦、セックス、利己主義、多くの享楽サー…

【8/25】『デスゲーム小説コンテスト』中間選考突破。 　デスゲームが合法となった日本。そこでデスゲームを企画運営する大企業BR社に勤めるOL、紙花花花実の日常を描くデスゲーム…

天才科学者のインスピレン博士は、様々な新食品の開発に勤しんでいた。 しかし動物愛護団体からの文句に業を煮やした彼は、とうとう無機物である岩石から食物を作り出すことに成功する。 …

　美食の邪魔をするヤツは、神も天使も料理しちゃうぞ！ 　科学によって現人類が「魔族」となった未来、少女アスラは味覚を持たない「新しいヒト族」のはずが、なぜか美味しいものが大好き…

AIが支配するネオイバラキ。完璧で幸福な社会を自称するディストピア。社会に疑問を持たずSF飯を食べることが大好きな少女サヨが逆にディストピアを十全に楽しむ！！！

　地球温暖化が進んでいた地球。ある日宇宙のどこかから異星人「熱食人ヒーティヴォア」がやってきたことで、地球は燃え尽きることなく今年も平凡な冬を満喫できている。 　寒さに舌打ちする…

産業革命から芽生えた科学文明は次世代へ次世代へと問題を先送りした末、21世紀末とうとう崩壊した。しかし一世代をかけ、科学文明は復活した。 しかし、古き良き「カタスト飯」を密やか…