「でも覚えている」を含む小説

「うわっ。俺、久世玲になってるじゃん……」 今までブラック会社で働く社畜サラリーマンだったはずなのに、目が覚めると大学生の頃にやり込んでたNTRゲームに登場する悪役の久世玲に転…

※お陰様でHJ小説大賞2021後期、受賞と相成りました！ ※2023年9月29日HJ文庫様より書籍1巻が、2024年7月1日に2巻が発売となります！ ※2024年9月27日ヤンチ…

フルダイブ型オープンワールドの片隅。 誰も訪れない“廃棄病棟”で、僕はひとりの少女と出会った。 彼女はただのモブ── そんなはずだったのに、毎日の会話の中で “あるはずのない変化…

砂漠の盗賊、青い瞳のラズールは、月の夜に銀髪、銀の瞳の記憶のない女性を砂漠で拾う。 そこは、別次元の遺物が落ちてくるゲート。 彼女の腰には、王（スルタン）の所有印である花押（ト…

第一部連載中 【エレインの章】 　ある夜、一人の少女が巨大墓地・グランディア霊園に足を踏み入れた。彼女の目的とは──？ 　これは、不老不死の墓守と人々の記録。 ※小説のリ…

異世界に転生したはいいけれど、転生者だけが持つチートなんてものはないし、転生先は貧乏男爵家。家族の仲は良くなく、母と妹は愛してくれるけど、兄は引きこもりで何かあるとすぐに暴れる暴…

「すまない。心の中に別の女性への気持ちを残して君と夫婦にはなれない。本当に、すまない」 アナスタージアは、結婚式の当日、夫婦の寝室にやって来た夫クリフに沈痛そうな顔でそう言われた…

　１０歳の誕生日にいくつもの世界で生きて来た全ての記憶を思い出した。こんな事が出来るのはスキルという特殊能力がある世界で「自己継承」というスキルを与えられたおかげだ。 　 　ただ…

ママのお腹には、赤ちゃんがいる。 赤ちゃんって、いつから人間になるのかな。 心って、いつできるんだろう。 覚えてないのに、心があったって言える？ ※本作には、妊娠出産の表現があ…

「だから、その……私と別れて」そう言った幼馴染でもあり、恋人でもあった彼女、御堂朱里の隣には、別の男がいた。ずっと一緒にいると思っていた彼女のあまりに突然の言葉に少年、佐藤恋詩は…

　とある獣人の血を引く少女セシアには、異世界転生したという記憶があった。職業も【死刑執行人】で多くの人を殺した記憶を覚えている。その分、多くの人を救いたいと強く思うようになり話せ…

瀬山は、楼閣の妓女だった。 いつも化粧のぬかりない彼女は、ある日、友人の妓女が折檻されているのを見てしまう。 その日から落ち込んでしまった彼女は、一人の老女に出会う。

主人公アル・コレオは唐突に前世の記憶がよみがえり、自分がゲームの悪役貴族と同一人物だと気付く。前世の記憶は曖昧ながら、やり込んだゲームのことははっきりと覚えている――このままだと…

2045年、人工知能『スピカ』はついに人類の知能を超え、自我を獲得するに至った。……はずなのだが、気が付くとスピカはファンタジーVRMMORPG『エリシウムオンライン』の中にプレ…

公爵令嬢クリスティナ・リアナック・オフラハーティは、自分が死んだときのことをよく覚えている。 「お姉様のもの、全部欲しいの。だからここで死んでちょうだい？」 そう笑う異母妹の…

　俺は『くねくね』。いわずもがなの妖怪だ。 　田舎の村の中なんかでクネクネっとダンスを踊るのが大好きだ。だが、そんな俺の姿を『三秒間』見てしまうと、そいつには呪いがかかってしま…

【第７回ホラー・ミステリー小説大賞で謎解き賞を受賞しました。ありがとうございました！】 　望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。 　この、記憶消去方を開発していた…

朝目覚めたら、手足を鎖で繋がれていた…。 …どこだ、ここは？… …仕事から帰宅した後、あまりの疲労と頭痛に耐えかねてベッドに倒れ込んだところまでは覚えているけど…、こんな牢屋…

　目が覚めると見知らぬ場所で寝ていた兵藤は、自身の名前をぼんやりと覚えているだけで他の記憶を全て失っていた。 　そんな兵藤に2つの人影がゆっくりと近づいてくる。 　突然、その…

昔、小学生の頃に、俺の家にホームステイで女の子がやって来た。 外国人で日本語を満足に話せないその子が小学生という子どもの輪に入ることなんて出来るはずはなく、浮いてしまっていたのを…