墓守の女性が隣にいる、彼女と関わる人間の物語
ダフネさんはグランディア霊園という王族が眠る墓を守っています
1章ではそこに王族の少女が現れ、何かを成そうとしています
暗い夜に、どこか謡うように語る登場人物たちは何かを抱えています
そのため、雰囲気も暗く感じられますが、そこで話される内容は生と死の関わり方
死者の想いは正しく残されたものには通じないものです
何より、もう語るすべをもたないのですから、生きているものが解釈するしかない
生きるというのは面倒なものですね。しがらみばかりでなんだか息苦しくて
でも、おしゃべりって楽しいんですよね
誰かと語らうという楽しみは生きているものの特権
生と死を見守ってきたダフネさんが、最後に呟いた言葉
それが生きているってことの楽しみなのかもしれません