「霊。」を含む小説

　およそ一世紀前、新たな共通の敵、｜「亡霊」《ヨミツカイ》と対峙したことをきっかけに、人口のおよそ三分の二が死ぬという惨劇を極めた第三次世界大戦は突如として終止符が打たれることと…

霊感なんてないけど体験した不思議、なんちゃってホラー体験をエッセイとして書いてみました。もうすぐ暑くなるので、茶請け程度にどうぞ。

　大阪生まれ、負けん気が強くてドＳ。そんなあおいの勤務先は、曰くつき不動産会社。 彼女は、物件に棲みつく幽霊を恐喝――じゃなくて除霊を「しない」で、対話をして解決に導く除霊師なの…

ホームレスと殺し屋が対決、相打ちで双方死亡。頭をやられて記憶が飛び、二人とも身元がわから無い。このままでは蘇りの権利を失い地縛霊になってしまう。 二人は身元を調べに動き出すが……

虐めを苦に命を断とうとしていた赤髪の少女【神原 朱珠】は、青い髪をした謎の少女と出逢い再び生きていくことを決心する。 そして謎の少女に導かれた図書室の中で、朱珠は事故に巻き込ま…

今昔物語　巻第二十七「美濃の国の紀遠助、女の霊に値ひて遂に死にたる語　第二十一」 平安時代に書かれた上記作品を、現代版に翻訳再考したホラー小作になります。 開けてはいけない箱を…

　俺は幼い頃から霊感があり、その才能を活かして有名な退魔師に弟子入して退魔師になった。最近、妖怪退治屋の中で尊い人がいると言う噂が流れ始めていた。何でも、その人が近付くだけで妖怪…

井出透、中学二年生。僕は生まれた時から見えてはいけないものが見える。そのせいで、僕は親も同級生も、そして、僕自身も大嫌いだ。

女の霊が出ると噂される宝鴨市屋葱町の廃病院へと向かった宝鴨大心霊サークルの４人は、その廃病院にて恐怖の体験をすることになるのだが………………。　 　　　　　　　　　　　　 小説…

　霊や呪い魑魅魍魎が存在して、昔は多くの人々が苦しめられてきた。 　それは、何時しか過去の話となっている。その多くは、封印され祓われたから。 　だが、霊や呪いの類いがあるのは…

世に蔓延するオカルト、怪談、都市伝説…… 探偵業を営む犬崎《けんざき》快刀《かいと》の事務所に今日も不可思議な依頼が飛び込んでくる――。 実在する霊障やオカルト、怪奇事件を元…

ある霊能者が道行く男性に声を掛けるお話です。

その劇場には幽霊がでる。 小さな男の子の幽霊が。 母の日に、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るけど、亡くなった子供から贈られるカーネーションの色は何色だろう？ そ…

「あなたの罪、ここで裁きましょう」 この世に未練を残し、死霊としてこの世に留まる魂達。 そんな彼らを使役しながら、罪から逃れたひとでなしの悪人達を裁く処刑人の青年がいる。 彼の…

　現代社会にはびこる悪霊たちを、ダンスとファンサで祓うアイドルがいた。人は彼女たちを陰陽アイドルと呼ぶ。 　見目麗しい少女たちは全員が陰陽師だ。 　法術を織り交ぜたダンスと歌は、…

２０年間、調剤薬局に勤務されていた方に聞いた話を主人公目線に変えて創作していますが、大筋では実際に起こった話だそうです。

主人公は交通事故にはねられ、霊となる。天界に行って一生を終えるつもりだったが、まだ名前を覚えているという理由で、霊となり現世に戻された。

　石出　幽。ーいしで　かすかー 今回は、今作は檻に囚われた一人の天才作家。否、天災に見舞われた作家の話をしよう。 俗な言い方はあまり好きではないが彼女には霊感と呼ばれるものがあ…