「お題で執筆!! 短編創作フェス」を含む小説

　恋愛ごとには疎い俺から見ても、なかなか魅力的な女の子。 　そんな彼女から「私と付き合ってください！」と告白されたのは、大学2年目の12月だった。 　断るつもりなんて当然ないけれ…

継母による毒殺を恐れ、パーティーに出たくないオーウェン。兄の説得でしぶしぶ出席すると、運命の人に遭遇し――

右足のつま先 それは親指の爪 その爪切りで思わぬアクシデントが？！ 日常的なお話を短編に エッセイです

メロスは王に激怒した。 父は勝手に五十万のお金を引き落とした俺に激怒した。 母はヘソクリを持ち出して勝手に使った俺に激怒した。 そして俺は……つま先を苦しめるタンスと、嫁（推し）…

〈あらすじ〉 雪がちらつく、ある冬の頃ォ！ 山奥にある隠れ家的温泉旅館「雪ノ宿（ゆきのしゅく）」に、冬眠できなかったクマが襲来ッ！ 若女将の中井雪子（なかいゆきこ）は猟友会が来る…

怪異狩りの少年は、父の仇を追い求め踏み入れた雪山で、白い和服の少女に出会った。

『私』は出張ホストのルイ君と逢瀬を重ねている。家に帰ればモラハラ気質の夫がいる。 ある日、実家の愛犬のコロが死んだと連絡があった。私はすぐに帰省したかったのだが──。 ＊この作…

カクヨムコンテスト10【短編】短編創作フェス「つま先」 「うちの妻がつま先を残して失踪した」 疲れ果てた声の大学時代からの悪友は電話先でそう呟いた。

低身長でつま先立ちをしないといけない現実に苦労する明野 梨沙。夏祭りの日に好きな人も含めたクラスメイトと一緒に遊びにいったのだが…。

進一と恵子は激走するロケバスの中にいたはずだった。 登場人物　恵子と進一

明日は、雪予報。今夜から降るかしら？ こたつでみかんを食べようとして、ふと幼き日の雪遊びを思い出した妙子《たえこ》。あの子は、元気かしら？ ◇ ▶『お題で執筆!! 短編創作フェス…

うちはパップちゃん。ロボットの女の子

　ある日、青年〝湯木　融（ゆき　とおる）〟の前に現れたのは、雪女を名乗る美女。 　彼女は言う、「私の正体が雪女と知っても、それでも愛し続けることが出来ますか……？」 　だが、湯…

豪雪地帯では、雪が降ると一階が埋まる。二階から出入りする。【お題で執筆!! 短編創作フェス】2週目「雪」参加作品です。

小人たちから死んだ白雪姫を譲ってもらった王子。ある日、白雪姫は生き返っていた。

年に一度行われる大書庫の整理。時に秘蔵の魔道書も絡んでくる一大イベントでもある。その間の警備要員としてかり出された少女シャウラは見回り中に不審な姿を目撃する。不審な――温和ながら…

茉由には片思いを続けている幼馴染、彰がいた。 ある雪の日、彰からの呼び出しがあり、茉由は理科室へと向かう。 その理科室で茉由を待ち受けるものは……彰の奇行だった。 ラブコメ未満…

三十代の主婦・ユキ子は、再婚した暴力夫に苦しめられていた。小学生の息子にも手を上げる夫に、我慢の限界。そんなある朝、子供たちが雪だるまを作ったという……。【お題で執筆!! 短編創…

　雪のなか、彼女はまるで風景の一部みたいに佇んでいた。