「愛してる？」を含む小説

季節がめぐるたび、ふたりの想いも少しずつ深まっていく―― 夏の獅子座、秋の乙女座、冬の山羊座、春の魚座。 ４人の恋人たちが迎える“誕生日”は、特別な一日。 一緒に笑って、照れて、…

隣を歩く天文少女・河野さんが言った。「月が綺麗だね」と。 それは「愛してる」の有名な暗喩だと知る僕の心臓は跳ねた。 がしかし、彼女は古典文法も苦手な生粋の理系女子。 ミームを知ら…

君の心臓も、息も、命も。全て私のものね？

ある雨の日。会社の前で折りたたみ傘を探して鞄の中を漁っていると、聞き慣れた声がした。 「おにいさん、こんばんは。お仕事、いま終わったんですか？」 黒い傘をさした少女がそこに…

「死神と胡蝶の夢」という前世にやりこんだゲームに転生した俺は、最後、ヒロインたちを庇って死ぬことを選びどうしようもなく絶望した表情を見ながら最高の死を迎えた....はずだったが、…

近未来、コールドスリープの技術が開発されたことにより、難病者の治療が可能になったが、コールドスリープから復帰した患者の社会復帰が困難なことから、社会経験をヒューマノイドが代行する…

さて今君はここをみている時には僕は天国にいるでしょう。 最後の約束だ。幸せになりなさい。

繰り返す毎日 そんな日々で貴方に依存する

（登場人物紹介） ・太郎（たろう） ゲイの青年。繊細で優しく、恋愛に不器用な一面もある。過去の失恋を引きずりながらも、豪志との出会いで本当の愛に目覚めていく。社会の偏見や制…

【創作ＢＬ】田舎の村からやってきた幼馴染みに、東京観光を頼まれる。そして『らしくないこと』をしてみたいと話される。──僕は何も悪いことなんかしてない。でも、あの村にはもう戻れない…

わたし、夜咲しおん。 無口で、地味で、誰とも話さない。ただ一人、ユウくん以外には興味がないから。 彼が笑った日も、泣いた夜も、全部わたしは天井裏から見てた。 息遣いも、…

その日、見た夢が僕を動かした。 ※無断転載禁止

この春で高校2年生になる諒は、なんの刺激もない、そんな日々に辟易していた。しかし学校に行くと、転校生が来るとみんな騒いでいた。その転校生とは、今高校生を中心に人気の大人気モデル、…

「きみ」のひとつ年下の幼なじみ——藍咲（あいさ）は「きみ」とごっこ遊びがしたいらしい。 どこか抜けていて、どこか遠回しな伝え方をしてくる、笑顔が可愛い幼なじみ。 彼女に片思い中…

「マーティン様、今、わたくしと婚約破棄をなさりたいと、そうおっしゃいましたの？」 私は今何を言われてるの？ 「ああ、もう2度と君の顔も見たくない、声も聞きたくない。君との婚約…

華黒（かぐろ）「兄さん！　好き！　好き！　大好き！　愛してる！」 真白（ましろ）「いや、僕ら兄妹だから……」 兄離れができない妹。 頭をかかえる兄。 ただただそれは普通の恋……か…

短歌 近況ノートを見ていただけると嬉しいです。

猫をこよなく愛する主人公(黒又猫目)がTSする話。 たまに流血表現。 セルフレイティングの要素は少ししかないけど一応念の為。