「実は怖い話」を含む小説

2021年に書いたエッセイの続編的なもの。

ある職種をモチーフに、書いた一行怪談になります。

ホラー多めかも！ですが、短編なのでオチもゆるゆるホラーです。ただの練習でいろんなジャンルの1話完結型小説を並べていきます。

黒い人影は最初、建物の外にいるようで、少しずつ自分の部屋へ近づいてくるそうです。去年、男性の利用者さんが「人の形をした真っ黒い影がいる」と言い始めました。

数年前の冬。夏の間茂っていた雑草を一掃すべく墓参りへ行きました。残ったバケツを店主が取りに行ったとき、柄杓（ひしゃく）を 掴んで前かがみになっている若いお坊さんの姿が見えました。

神社の奥には住居があり、宮司さんとその母親、宮司さんの奥さんの三人が住んでおられたのですが、奥さんが気難しく大の子供嫌いというのはよく知られていることでした。

仕事を終え、日常的な他愛もない会話をして就寝 。横になってから数時間が経過していたと思います。肩をゆっくり揺さぶられているのだと気が付きました。

怖い話は好きだが、怖い体験をしたことのなかった筆者が実際に体験したお話 実話だからこそオチはない

S川先輩は美術部の部長で、顧問の先生と部員たちの意見をうまく取りまとめ、どちらからも信頼される存在でした。『ごめん、ちょっといい？』少し驚いた表情の先輩に呼び止められました。

中学生の冬の出来事です。この頃から、家の一階は父と母が主に使用し、自分は二階で過ごす時間が長くなっていました。『朝よ～！早く起きなさ～い！』母の声が聞こえてきて飛び起き、時計を見…

山の中、古い木造アパートでしばらく住んでいた友達。夏休み、遊びに来ないかと誘われ二つ返事で出かけることに。美大生の個性的な部屋の中、なぜか柱に「おふだ」が。むらさきの顔とは？

「もしかしたら、生霊をとばしているかもしれない」職場の先輩からの相談。日ごとに悪化する体調不良。今の彼氏には元彼女の影が見え隠れしている。その結末とは。

文化祭準備に追われ、その日は遅くまでひとり残って作業を続けていました。戻った教室には見知らぬ生徒二人。校内に現れたその生徒は、副委員長を巻き込み……。学校で起こった怪談。

仕事の同僚が“お狐様から力をいただいている”という女性に会い “自分の言うことを信じれば幸せになれる”と声をかけられ、信用していいものか相談したい。そんなことを言われました。胡散…

『幽霊を轢いたことがあるんです』予想できない言葉で店内はざわつきました。あなたは【幽霊】って、どういった存在だと想像します？肉眼で見えない存在？ 物理法則を無視できる存在？

実家を離れてから何度か引越しをしているのですが、その内ひとつのお話です。実在の不動産屋とのエピソードのため一部フェイクを入れています。頼んでもいないマンションの内見に連れていかれ…

本人の体験談＆知人関係の体験談です。短めの３篇。お好きなものを飲みながら、ひとつまみどうぞ。

目を覚ました僕はバスタブにいた。 二日酔いであることを自覚しながら、なんとか起き上がるのだが、、 「意味がわかると怖い話」を目指しましたが合ってるか自分じゃわかりません、、 意…

何に引き寄せられたのか、父が神社で拾ってきた石。暗闇の中で光って見えたその石の正体とは？あなたならどう考察しますか？