「メルヘン（？）」を含む小説

夏でもうっすらと雪を被る山に囲まれた街Ｄ県Ｙ郡七篠町。 そこの町外れの洋館で雑貨屋を営む「私」が、変わったお客さんの相手をしたり、休日に街をぶらぶらしたりするだけの、非日常な感じ…

どこかわからない草原にそびえ立つ、一本の大木。 その下で繰り広げられる騒がしい奴らと、静かに生きたい者達による、少し不思議なお話。

家族亡き母、現実世界にて雷に打たれる。目覚めた先の神様には異世界転生を告げられ、行く先には自分勝手な家庭。 母は持ち前の経験を以って、みんなを異世界でも救う。揺れ動く母としての心…

ふつうの仔と姿がみんなと違うため、ともだちがいない黄色い仔。 拾った石をともだちにして、寂しい毎日を送っていた。 そんなある大雨の日、大ケヤキの下で目の見えない仔と出会う。 黄…

魔法少女メルティドールは正義の味方！ 今日も元気に『かいじゅう』を退治して、街の平和を守っちゃいます☆

優しい短編を、割と辛い短編を どちらも書いてみます。 気長にお願いいたします。 ※暴力描写としたのはあくまで念の為です。そんな話もするかもしれないし、しないかもしれません。

気付くと、私は森の中にいた。 そして何故か、宮廷道化師の姿をしていた。 突然現れた老紳士に城へ戻るように言われた私は……森へと逃げ出す。 そこで出会ったのは、二足歩行の兎だった。…

鳥を釣って暮らす男と、雲の上の鳥釣りをたずねてくる仲間たちの物語。

かわいい兎と強いオオカミが出てくるメルヘンチックな童話です。

ほろ苦い、大人向けのメルヘンです。

――世界をなくした私は《マボロシの海》を旅することにした 少女が気がつくと《マボロシの海》と呼ばれる不思議な空間を漂っていた。 この空間に漂っている理由はおろか、自分のこともな…

ある日を境に不漁続きとなった漁師町。神に神意を尋ねると、一人の男を捧げるようとの神託が授けられた。町の代表は海の女神の伴侶として指名されたルーチョを訪れ、一人の命と町の存亡どちら…

――ぬちゃぬちゃぬちゃぬちゃぬちゃ―― 　よく挽いた魚を、つくねている時の音に似ていた。 漁村を舞台にした幻想猟奇小説。 入江が好きです。 個人的にはメルヘンラブコメです。 …

高校二年生の冬、受験勉強に疲れてしまった少女は、クリスマス当日にとぼとぼと街を歩いていると、人気のない路地の先に、目の前に小さく可愛らしい洋館を見つける。入り口前にある看板を見る…

　ヤーコプとヴィルヘルム。通称グリム兄弟。彼らは剣と魔法のファンタジー世界に転生した。 　兄弟はその世界でも偉人となるべく、『グリム童話』を出版する。だが、世間からは嘲笑を返され…

知らない森へと迷い込んだ女の子 お城の日々に少しずつ 自分を忘れ、、アリスへと 童話のアリスとは関係ありません

『 ファンタジア、リマージュへようこそ。』 引きこもりのゲームオタクの虹ケ丘光は、何をやっても冴えない女子大生だ。 元から脳味噌が不器用であり、人とのコミニケーションや勉強、仕…

異世界で、宇宙の彼方で、メルヘンの国で、あなたの隣で……様々なお題を元に綴られた、300文字の短編集。 毎月300字小説企画（@mon300nov）様に参加させて頂いた作品のまと…

　生来の傾向……本能と、経験をもとにする理想や好み、趣向は、必ずしも一致するものではないのです―― 　と、いうことで、 　その獣における王道……かも知れないひとつの症状をこころ…