「ミステリー？ お仕事」を含む小説

【第12回角川キャラクター小説大賞用あらすじ　ネタバレ注意】 　幼い頃、雅輝は両親に連れられて妹らと祓い魔師の屋敷へ出向いた。 　雅輝はあやかしに好かれやすい体質を持って…

修道女クレメンティーナは、母の死後に生まれたことから『死者の子』と呼ばれ忌み嫌われていた。 ある日、クレメンティーナは聖遺物収蔵室の管理をする『聖遺物係』に任命される。 聖人の遺…

最年少バンカー、桐生仁は個人株式市場に個人の価値を売り出す架空の職務形態、パーソナルバンカー。 　そんな仁の前にアイドル志望の女の子、成海瑠美菜が現れる。 　しかし、瑠美菜には隠…

　舞台は滋賀県、近江八幡市。 　平和で穏やかなその地にひっそりと佇む純喫茶『淡海』の店主・来栖汐里は、容姿端麗、鋭い観察眼、それでいて作家活動もしていることから『近江のアガサ・ク…

_______雪ノ花　メメ(ゆきのはな　めめ) は探偵である。 だがミステリー物語の主人公のように 特別に頭が良いわけでも ずば抜けた推理力があるわけでもない。 …

東京都世田谷区深沢一丁目。そこには古びた平屋の『探偵事務所』がある。 探偵とは名ばかりで事務所に探偵はおらず。いるのはいわゆる中年がひとり。探偵（さぐりさぐる）が本名であるおじさ…

ぼくはマロウ。 おまもり屋のカタコタさんと、緑深い一軒家で暮らしている。 カタコタさんの店には世界中から集めたおまもりがずらりと並んでいて、誰のどんな想いにも、ぴったり合うおまも…

見たこともない親の所在を知ったら、あなたはどうしますか。放っておきますか、産んでくれたことに対し感謝をしに行きますか、それとも恨みを吐きに行きますか。あやふやなまま、僕は母に会い…

ジト目の少年･ハイトは、頭の回転が早く、推理は得意だが、言葉があけすけで人とコミュニケーションをとるのが苦手。 彼はレストラン『Restaurant Blue stars』で本当…

KAC2025　第5回目お題：「天下無双」「ダンス」「布団」 ※3つのお題を全て取り入れて作品を執筆してください。 この作品は自作「アキバの探偵事務所には閑古鳥が鳴く」のサイ…

メイ探偵のサツキと、寧々、俺と桜は初めてのWデート。スリランカの豪邸にご招待。シギリヤロックに登って、ロマンチックも堪能したのだが、サツキの異能、『探偵は殺人事件に遭遇する』が、…

27歳の小崎瑛二は、社会から弾き出され、生活保護を受け、孤独な日々を送っていた。狭いワンルームで外の世界との接触を避け、ただ時間だけが溶けていく生活。そんな彼のもとに、ケースワー…

　斜め上の展開しか描けない売れない漫画家・北見遼は、王道が大嫌い。 ラブコメを描けば呪詛合戦、異世界ファンタジーは鳥だらけ、ミステリーは未来の自分が犯人。 そんな彼のアシスタント…

　東京は銀座にある、人気のナイトクラブ『リベルナ東京』。プロのイラストレーターを目指しながら、館内のＶＩＰルームでアルバイトをする蓮山岳（はすやま　がく）は、お客様にまつわる数々…

KAC2025　第4回目お題：（書き出し指定）あの夢を見たのは、これで9回目だった。 この作品は自作「アキバの探偵事務所には閑古鳥が鳴く」のサイドストーリーです。 【あらすじ…

　大学入学と同時に越して来た神前結人は、近所の様子を探る為に散歩していたところ、『本庄古書堂』という古本屋に辿り着く。 　店主の本庄桐子は、うら若く綺麗な女性だが、一度見たもの・…

KAC2025　第三回目お題：妖精 この作品は自作「アキバの探偵事務所には閑古鳥が鳴く」のサイドストーリーです。 【あらすじ】 アキバの外れ、雑居ビルの2階にとある探偵事務所…

三十年前、日本で公的に霊の存在が認められた。 霊による被害事案――霊障被害（ゼロガイ）。 人を呪えば殺せる時代。 霊障被害によって夫を喪った相談者・定井百合絵(さだい ゆりえ)…

三十二歳の麻里子は、仕事に誠実で有能な編集者。父親の裏切りによる過去のトラウマから、プライベートでは感情を閉ざし、人との深い関係を避けて生きている。彼女が新しく担当することになっ…