「犬」を含む小説

事故で死んだ筈の香山椎菜(かぐやましいな)は別の世界にいた。 　前世の記憶がある彼女は、生き別れの猫のペットの匂いが忘れられずにいる。 「どうせ死ぬなら、もっとくんかくん…

私は昔、どんなおとぎ話もブロマンスにしてみせると息巻いていた。そんな時代に作った同人誌漫画、「おとぎ話にブロマンスを添えてみた」 弟とドライブ中に崖から落ちて魂が吹っ飛んだ先が、…

仕事で失敗ばかりの私。教育係にいつも叱られてびくびくしている。でも、そんな私を気にかけてくれる先輩もいる。ストレスに効くよって、ちょっと変わったガムをくれた。なんだか犬用の骨ガム…

ある日突然、大好きな乙女ゲーム『永久に咲くたまゆらの恋』、通称「ゆら恋」の世界に転移してしまった女子高生の戌井凪。異世界に来て早々チンピラに絡まれてしまった凪を助けたのは、最推し…

齢16にして死んでしまった私。幽霊になったのだけど、その姿はなぜか骸骨だった。 その後、散歩中に出会ったのはかわいらしい柴犬。ところが、その犬に私の一部（骨）を持っていかれて………

浅海蒼輔の大学の後輩・犬神真偽は、最悪のトラブルメーカーである。彼女が浅海を連れてフィールドワークに向かう先は、ことごとく曰く付きの屋敷だの宿だの因習村だの……とにかくろくな場所…

　ヴォッフォッ……グァふッ！！ 　ソラは優雅に口に含んでいた紅茶を吹き出し、盛大に咽せた。 　淑女にとってあるまじき様相だが、そんなことには構っていられず、ソラは心底勘弁し…

これは私が学生の頃ガソリンスタンドでバイトしていた時に友人Hより聞いた体験談です。 その話を聞いたきっかけと友人Hのトラウマ行動によりかなり信憑性は高いと思われます。 ２話完結…

私——本宮と、恋人の義弥は中野の一角にマンションを借りて共に暮らすことになる。 しかし、それをきっかけにして＜狼＞が現れ、私の抱えた喪失、義弥の抱えた傷を露わにさせていく。 二…

ある日、庭にひとつの骨があった。 それを見つけた彼女は慌てて父に電話を掛けた。 骨の正体とは―― ※どこがホラーやねん小説です。

《毎日更新》中学3年生の岩野勇気（いわのゆうき）は卒業式の後、思いを寄せていた女の子檜山冬華（ひやまとうか）から体育館の裏に呼び出されるも、嘘告白であり自分を笑い者にするためだっ…

少年と犬、優しい隣人――穏やかな時間の裏で、少年には知られざる危険が迫っていた。その足音に気づくのは、もう遅いのかもしれない。

演劇部に所属する高校生、犬神 一は、後輩の嘉村 八葉と文化祭の舞台で共演することになり、好きな彼女ともっと親密になりたいと考えていた。 いたずらっぽく一をからかってくる八葉のかわ…

　夕方の散歩中、犬がよその家の裏庭に入り込んでしまった。 　幸いそこは既に引っ越しして空き家となっているところだが、しかし勝手に入って構わない場所ではないはず。しかも、そこで犬が…

賢い柴犬のサクラは、お隣のサバトラ猫のコテツにとって姉的存在。 でも、サクラには別の妹達もいて・・・

どうすれば、王子様との愛を育てられそうですか？「盲導犬の福祉」について興味があれば、読んでみてください。どんな王子様がいるの？どんなことをしてくれるの？…みたいな裏話

魔王の魂を持つと予言されて生を受けた王女シャルロットは、その予言ゆえに周囲は元より周辺国からも恐れられる存在であった。そんな彼女の婚姻相手として選ばれたのは隣国の王子。世間から見…

落とし物、尋ね人、明日の天気、自分の人生。譲葉煙と猿田真申はあらゆる“失せもの”を探す“探し屋”だ。 “イベント”により全てが塗りつぶされ変わりゆく土地、三瀬。別世界と化したそ…

カウンセラーの沢井直美は、ある女子高生のカウンセリングを担当することになった。 だが彼女の問題行動はカウンセリングでは改善せず、また、沢井のもとに届く手紙も、心の負担になっていた…

犬……？　いや、ポンポコ太ってどうみてもたぬきかアライグマ、良くてレッサーパンダ。そういう〝生き物〟居ますよね。戦闘力は皆無だが、なぜか家庭カーストの最上位に気が付いたら君臨する…