「墓場」を含む小説

宇宙を駆ける運び屋の話。全三話。 「【三題噺 #92】「心」「沼」「声」」の為に書きました。

　ゆりかごから墓場までならぬ、宗教団体から諜報組織まで。 　全国に散らばる『扉』を神と崇める一族の跡取り、『少女』には、いつも聞こえてくる声があった。 　一族の長である祖父か…

永き黄昏――銀河を二分する二大勢力、クロノス帝政とリベルタス共和国連合が、互いに疲弊し、睨み合う時代。宇宙暦七八八年、連合の辺境、カストル星系外縁部、「悪魔の三角宙域」と呼ばれる…

森の奥へと進むと、不似合いな映画館。 KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～参加作品です。 【公開日時】 2021-03-28 09:00…

地獄の鬼の話。

『僕は君を裏切らない。君の秘密は墓場まで持って行く。だから君の信頼を僕に頂戴』 　アイリスの花を私の手に握らせてあの日の彼はそう言った。　 　遺体の心時計を止めなければ時魔と…

呪いの骸骨と少女のダークファンタジー×ロマンス。夜の墓場をさまようリリアは、不気味なワルツに誘われ、骸骨たちが踊る舞踏会へ足を踏み入れる。漆黒の衣をまとう骸骨紳士が告げるのは、「…

これまでペットに携わる仕事をしてきました。 その内容は幅広く、ゆりかごから墓場まで… そんな中で実際に経験した出来事や、お客様や先輩から聞いた面白い話・感動する話・不思議な話等々…

自分の作品の中から、短編集に含まれていない、独立した掌編や短編を集めてみました。玩具箱というか、ガラクタ置場というか……。過去に書いた作品は、とっくに死体のような気もしますが、た…

とある冴えない勇者（志望）の冒険者パーティのリーダーであるファウルは苦悩の日々を送っていたんや。しかも、他の仲間は全滅しとって棺桶の中。本来なら教会で蘇生代を払って復活させたいと…

世界的に有名な名探偵が主人公のミステリー作。 その小説の冒頭で、無残に殺害される被害者の体に、私は生まれ変わっていたのだった――。

稲草と樫本の2人が繰り出す笑えない漫才、とくとご覧ください

異形村。 そこはまことしやかに存在が囁かれた村。 さて、今日もまた一つ。 この村に歩み寄る、足音が聞こえてきますーー ここは異形村。はぐれ者が集う村。 社会の中で異形と貶めら…

夫に女の影がある、ブチっと何かが切れる音がして、私は街へと繰り出して、再開を果たした。 魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコン…

エリュは目を覚ますと、前世の記憶の大部分を失っていた。一部のぼんやりした映像や言葉が脳裏をよぎるが、自分が誰だったのかは思い出せない。 はっきりしているのは、自分が「エリュ」…

死神の墓場を守る少年・弥吉。彼の凄絶な過去、叶わなかった思い、墓守の務めへの覚悟……。物語はそれらをゆっくりと解きほぐしてゆく。 ※こちらの作品のスピンオフとなります。 「山蔭の…

精神感応合金の発見によって、有人兵器が無人兵器を凌駕する時代が再来した。 そんな時代に政府軍の少女と反政府組織の少年が相まみえ、己が剣にて死闘を演じる。

牧場で暮らすハンナは、お母さんに頼まれてローストビーフが得意なお祖母さんの家に行くことになりました。 大切なお肉を抱えて出かけたハンナでしたが、お父さんとの約束を破って夜の墓場に…

三崎はな。夢守市役所に入庁して三年目。はじめての異動先は「旧館のもじゃおさん」と呼ばれる変人が在籍しているよろず相談課。一度配属されたら最後、二度と異動はないと噂されている夢守市…