「はなして」を含む小説

ひっそりと語ってみました。 ちょっとだけ、シリアスにまいります。

この世には、理由が必要な物事とそうで無いものが存在する。 これは後者のはなし。

とりあえず解離性同一性障害のはなしです。

むかしむかしのおはなしです。 あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました。おじいさんは山へ芝刈りに行きました。 「よっこいしょ！どっこいしょ！……ふぅ」 たくさん木…

辺境の男爵家の娘——リリア。主人公でもある彼女は幸せな結婚を求め、婚約者探しを始めようとするが、たまたま目に入った本の内容により、『弱小貴族の娘を嫁にもらおうとする貴族なんて居ら…

1話完結、どこから読んでもだいじょうぶ。 手のひらサイズのすこしふしぎで、ほんのすこしだけこわいかもしれないおはなしたち。 あなたの心にハートフル（hurtful）なおはなした…

夜の雪原。毎晩のように月を見上げるキツネとウサギ。そのウサギは人間を見たことがありませんでした。 ある星のはなし。

何処かにあったかもしれない国のおはなし。

ショートショート。わたしの中ではこれも立派な青春だった。断片的な記憶や思いついたおはなしを載せてゆきます。

秋の終わりに出会った一匹のリス。 忘れられたどんぐりが、 ずっと後の季節に新しい命を育てていく──。 人の心の中にも、そんな“静かな循環”があるのかもしれません。 忘れたはずの…

なにかがはじまるようではじまらないおはなし

神、悪魔、魔物に魔法、天国と地獄で怪奇現象！ なんでもありな世界で、 悩める天才祓魔師のアナタミヤと、 家族を守るため伴走するアレキサンダー、 二人をつなぐ不思議な鏡は人を救う聖…

いろんなくにの、おはなしがいーっぱい おかあさんによんでもらおう！

近辺の中心街とはいえ、終電間際の電車内に人はまばらで、彼女、秋波楓（あきなみかえで）は楽になる座席に背を預けることができた。 　これが通勤通学ラッシュ時の朝方ではこうもいかず、…

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが、つつましく暮らしていました。 しかしある日、おじいさんが死んでしまいました。 物語はここから始まります。

春の教室で出会った綾とゆず。 手をつなぎ、笑い合う毎日。 小さなふたりの、はじめての“だいすき”のおはなし。

戦前のとある女学校。 茶道のお稽古中に起きた小さなハプニング。 でも、それは偶然に起きた必然の仕掛けで……。 女教師と女生徒の、すれちがいつつ、ちょっとあやしくて、ほのぼのしたお…

むかしむかしのおはなしです。 ある国に洋服が大好きな王さまがいました。 お城では、頻繁《ひんぱん》に服を着替えては、みんなに自慢《じまん》をしているのでした。 あるときのこと……

龍星とマグカップのはなし ⸻ あらすじ（紹介文） 好きな人の部屋の洗面台に、知らない色のマグカップが増えていた。 それだけのことなのに、世界が少し壊れた気がした。 朝の光…